母なる山　剣山～次郎笈　日本百名山　（徳島県）

停滞前線の影響で北方面の天気は微妙でした。

前日の夕方思い立って、四国の「剣山」に帰ることに致しました。
コロナ自粛もあり
昨年　夜中の2時から縦走した「剣山～三嶺」以来一年ぶりです。
３０Kの四国のゴールデントレイル、正確には天狗塚から剣山までになります。昨年一日で三嶺から剣山まで初めて縦走でき、山体力戻った感を実感できました。

神戸から１８０Ｋ、まずまずの距離です。運転が苦手なのですが「剣山」だけは運転していけます。
豪雪の「剣山」が四国の登山デビューでした。雨の日、雪の日、吹雪の日、最高の紅葉の日、霧氷が綺麗で泣きそうな日、何度行っても好きな山です。
リフトもあるのでお子様でも登れますし、西日本第二の高峰、亜寒帯植生林、ブナ、ツガ、コメツガ、ダケカンバ、海のように水あふれる植生豊な山です。鹿の食害も保護することで少し減ってきております。

先ず、４３８号からの剣山はまさかの快晴がお迎えしてくれました。停滞前線が頑張って止まってくれていたようです。そしてブナの植林がお出迎えしてくれます。西嶋駅手前では素敵な紅葉が迎えてくれました。大好きな次郎笈から三嶺まで望めます。赤帽子山も紅葉がうかがえました。
こちらから分岐を次郎笈のトラバース、大剣神（悪縁を断ち、良縁を結ぶ　３０回位お参りしてます(笑)）　から次郎に向かいます。今回は三嶺のトラバース道に呼ばれたのでそちらからまいります。直登りの途中の紅葉が素晴らしくもこちらのルート正解です。

次郎笈の山頂で山ごはんタイムを取ります。
岡山の兄さんのカレーとメステインご飯、山友人の長野土産お八つと珈琲です。
四国にいながらともを思う、そんなランチです。

思った通りのガスがでてきますが、稜線はくっきり。
次郎の写真の中になんと友人がいるハプニングでした。
会いたかったです。
剣山からの次郎笈の稜線美はすばらしく、ガスが少し上がってきておりまいたが
満足の展望でした。

前回は真っ暗闇の剣山から久しぶりの稜線美を堪能できました。

山頂フュッテに立ち寄り、山頂神社でお参りして帰路につきました。
ガスがでてきたので車の運転が心配でしたが、そこまで濃厚ではありませんでした。


一年ぶりの「四国の山」　自分に足りてなかったものは、海のように水を含む「四国の山」だったんだと確信できた山行でした。

神戸から4時間、山4時間、高松まで3時間　ほぼ苦手な運転ですが幸せな山行でした。