日本百名山 爆風の蓼科山
- 投稿者
-
本田 康之
イオンモール各務原店
- 日程
- 2022年01月12日 (水)~2022年01月12日 (水)
- メンバー
- イオンモール各務原店 本田康之
他1名
- 天候
- 曇り/晴れ
- コースタイム
- 蓼科山登山口(120分)幸徳平(95分)蓼科山(115分)蓼科山登山口
- コース状況
- アプローチ
・茅野方面からビーナスラインを進む(随時、除雪されていますがスタッとレスにて)
・公共交通機関はJR茅野駅から白樺湖・ピラタスロープウェイ入口までしかありません
①すずらん園地駐車場が除雪されていますが、土日はすぐに埋まります(トイレあり)
②登山口は蓼科山登山口のバス停もしくはトイレ左手からになります
③山頂直下の岩稜帯まで樹林帯で途中の台地以外はひたすら登るのみで、降雪直後はラッセルですが、登山客は多いのでわりにトレースがあります。
④山頂直下の岩稜帯手前でさらに急坂になりますのでその先はアイゼンが有効
⑤ここでガスが出ていたら、右へトラバースしながら行くと埋もれた蓼科山荘直下にでます(標識は埋まっていないので随所にあります)
⑥山頂部分は広く三角点・蓼科神社奥社・埋まっている蓼科山荘があり、360度パノラマ
⑦基本、風が強く、風裏もほぼないです
⑧立ち寄り湯は小斉の湯が600円(無休:8:00~20:00)
- 難易度
感想コメント
蓼科山(たてしなやま・2523m)は八ヶ岳北端に位置する日本百名山の一つ。コニーデ型の台地状火山できれいな円錐形をしている姿から諏訪富士とも呼ばれます。
冬山シーズンでも距離が短く危険な箇所もほぼないながら、ワカンとアイゼン・ピッケルを使用できる格好な山で冬山初心者にはおすすめできます。
今回、強力な冬型配置が1月1213日で訪れますが、12日はまだ移行途中で、八ヶ岳なら悪天候にならないだろうと考え、蓼科山を選びました。それでも昨日、降った雪でトレースはきれいに埋まっていたようです。3番手で出発した私達は途中まで先行者のトレースを使わせてもらい、追いついたところで交代し、そのまま本日の山頂一番乗り。
過去のトレースに雪が積もった状態なので膝下くらいの軽いサラサラの今日の雪ならアイゼンでも行けそうな感じでしたが、私は最初からワカンで進んでいました。それでもトレースラインを外すと腰まで埋まる雪の量はあります。山頂直下の岩場部分でアイゼンとピッケルに変更しましたが、この先は爆風で向かい風なら間違いなく飛ばされそうな強さで山頂に着いても画像を収めるのが大変でした。三角点のある場所に直登してきたので、山頂ヒュッテや神社の方にも周りたかったけど、すぐさま退散。下ってくると青空が見え出しましたが、爆風は変わらずで諦めて下山しました。しかしながら下山中には樹氷と青空が綺麗で久々に晴れ晴れしたブルーを見て、満足しました。
平日でも登ってくる人が多く、下りはもうしっかりしたトレースが出来上がったいたので小走りで下山できました。
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