ウェンシリ岳 ダニ考察
- 投稿者
-
石渡 健一
GRAVITY RESEARCH SAPPORO
- 日程
- 2022年06月15日 (水)~2022年06月15日 (水)
- メンバー
- グラビティリサーチ札幌 イシワタ
好日山荘サッポロ サイトウ
+友人1名(Aさん)
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 【キャンプ場コース】
登山口⇒山頂・・・2時間30分
山頂⇒登山口・・・1時間30分
- コース状況
- 携帯電波状況・・駐車場はなし。稜線に出るとあり。
スタート直後に粘土質の急登があり滑りやすくて危ない。
高度感のある痩せた尾根上に岩場があり集中力が必要
ダニが多い
- 難易度
感想コメント
道北の「ウェンシリ」に登りました。
行動時間こそ長くはないですが、粘土質の急登からはじまり、高度感のある岩場、連続する急な登り
そしてダニ。
“女性や子供でも安心して登れる登山コース”だと油断していました。※
※
西興部村HP“ウェンシリ岳”
https://www.vill.nishiokoppe.lg.jp/feeuub000000184j.html
さらに当日は雲一つない快晴。
午前中でも汗が噴き出す暑さだったので、想定以上の充実感ある登山となりました。
ダニ獲得数は、下山直後の時点で
イシワタ・・・14匹
サイトウ・・・11匹
友人Aさん・・・0匹
という結果に。
(サイトウさんは帰宅後、洗濯物からプラス3匹発見)
14匹という数字にも驚きですが、こんなにもダニが多いコースで0匹完全勝利を収めたAさんに脱帽です。
同じ行程だったはずなのに、何が違ったのか?
~考察~
①虫よけ成分の違い
ダニがついた2人はディート成分だったのに対し、Aさんはイカリジン成分だったから?
Aさんはディートアレルギーなのでイカリジン成分の虫よけスプレーを愛用している。
(虫よけ成分にかぶれる体質かどうかと、ダニがつきやすいかどうかに相関があるかは不明)
②歩く順番
先頭イシワタ、2番目サイトウ、最後尾がAさんだったから?
歩く順番が前の人ほど蜘蛛の巣にかかりやすいのでダニも一緒なのでは、、
③装備の違い
Aさんだけダブルストック使用で、足元の植物をストックで払う事ができたから?
ストックなし勢は足元の植物に当たるがまま突き進むしかない
④服装の違い
Aさんのみトレイルゲイターと虫よけネット着用
また、AさんのみロングTシャツに長ズボンでした。
それに対しサイトウさんは穴の開いたタイツに短パン。半袖に冷感アームカバー。
イシワタは長ズボンにTシャツという服装で、どちらも露出している肌の面積がAさんより圧倒的に多い状態でした。
ダニに咬まれると命にかかわる事もあるので、今回の考察から反省し、ダニが多い山に入る際は装備と服装に気を付けていきたいですね。
虫よけスプレー成分ごとの効果の違いが気になるので、次回は装備と服装を統一して検証してみたいと思います!
~参考~
“厚生労働省 ダニ媒介感染症”
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164495.html
フォトギャラリー
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。