赤岳・横岳・硫黄岳周回 Hike&Run(八ヶ岳)
- 投稿者
-
日下部 友哉
横浜西口店
- 日程
- 2022年06月20日 (月)~2022年06月20日 (月)
- メンバー
- 単独
- 天候
- 曇り晴れ
- コースタイム
- 美濃戸口(35)美濃戸山荘(90)行者小屋(75)赤岳(25)地蔵の頭(40)三叉峰(15)横岳(25)硫黄岳山荘(15)硫黄岳(10)赤岩の頭(30)赤岳鉱泉(55)美濃戸山荘(30)美濃戸口
・行動時間:7時間25分+休憩
・累積標高:+1721m、-1727m
・歩行距離:19.4km
- コース状況
- ・赤岳~横岳周辺は岩場。鎖場、梯子も連続します。歩行注意。
◾︎気温
7:15 行者小屋 16℃
8:40 赤岳 14℃
10:10 横岳 15℃
- 難易度
感想コメント
久々の日帰りロングで八ヶ岳南部をぐるっと。梅雨の晴れ間と休みが合わず、前回から3週間ほど空いてしまいました。
無雪期に美濃戸口に来るのなんて何年ぶりか…自分の車では底擦る可能性が高いので八ヶ岳山荘前の駐車場(¥800/日)を利用。歩く時間は増えてしまいますがウォーミングアップも兼ねて美濃戸山荘へ向けて歩きます。ただ曇り空、午前中には晴れる予報ですがどうなるか…
南沢に咲くホテイラン
南沢から行者小屋へ。ちょっと薄暗い苔の森を歩き進めているとホテイランが少しだけ咲いてました!その後も高山植物が続々と。
南沢で出会った花たち
左上:クリンソウ、左下:キバナノコマノツメ、右上:シロバナノヘビイチゴ、右下:コイワカガミ
行者小屋で小休止。太陽の光は差してますが高曇り。始めの階段がなかなか急ですが休み休み足を進めて森林限界を越えると景色が広がり、阿弥陀岳、中岳、赤岳が目の前に。横岳、硫黄岳もよく見えてます。メリノ半袖一枚では少し寒いので山シャツを羽織って赤岳へ。鎖場の続く岩場を回ってようやく赤岳に到着!南側に権現岳と南アルプス。富士山は残念ながら見えず…。蓼科山は見えてますが、北アルプスは見えず。北側の空の方が青空があります。
赤岳天望荘へ下ります。この下りはちょっと歩きづらい。
赤岳天望荘前に咲くウルップソウ
天望荘前にまだ少しだけですがウルップソウが咲いていました!そして横岳へ。横岳周辺は高山植物の宝庫。鎖場や梯子が連続しますが楽しく歩ける場所です。
ツクモグサ
鉾岳トラバースの鎖場にまだツクモグサが咲いてました!今年も会えました♫
三叉峰に咲くオヤマノエンドウ、チョウノスケソウ
三叉峰はオヤマノエンドウやチョウノスケソウなどなど沢山の花々が♫ちょっと歩いて横岳到着!硫黄岳が近くなってきました。
赤岳~横岳で出会った花たち
上左:ミヤマキンバイ、上右:クモマナズナ、中左:イワベンケイ、中右:タカネシオガマ、下左:ミネズオウ、下右:イワヒゲ
岩場を下りてあとは比較的歩きやすい道。コマクサ群生地はさすがにまだ全然ですね。
硫黄岳山荘で休憩&軽食できまぐれカレーを。休憩を終え硫黄岳へ。ガラガラと大きな岩が多いケルンのそばを登って爆裂火口へ。まだ天気も良く歩いてきた赤岳、横岳も見えます。北側にはようやく天狗岳も見えてきました。硫黄岳山頂は多くの登山者が休憩しています。横岳の岩場を過ぎてから硫黄岳山荘までちょっと走ったくらいで、全然走ってなかったので硫黄岳〜赤岳鉱泉は走りながら下ればあっという間。
横岳~硫黄岳~赤岳鉱泉で出会った花たち
左上:ハクサンイチゲ、左下:キバナシャクナゲ、右上:ヤマツツジ、右中:ヤマガラシ、右下:ヤツガタケナズナ
赤岳鉱泉に下りてくると気温が高くなって、なんだか走る気力がなくなりあとはだらだらとずっと歩いて美濃戸口へ(笑)思いの外気温が上がらず、ちょっと水を持ち過ぎましたね。でも高山植物が色々と見れて楽しい山行でした♪ウルップソウやツクモグサは本州では白馬と八ヶ岳でしか見られないので6月中がおすすめです♪
・今回の足元
inov8/TERRAULTRA G 270(シューズ) × Darntough/Light Hiker 1/4 Lightweight with Cushion(ソックス)
G-gripが岩場でもなかなかにグリップしたことが収穫でした。Vibram Megagripほどの食いつきはありませんが必要十分といった印象。足裏感覚がほどほどにあるのと、指先が広く足指でしっかり踏ん張れます。
■レイヤリング
TOPS:
①icebreaker/AMPLIFY SS CREWE(メリノ130g/m2半袖)
②THE NORTH FACE/LS Palam Shirt
BOTTOMS:
薄手ロングパンツ
■当日天気図:【気象庁 過去の天気図】参照
2022年6月20日9時
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。