鈴鹿・朝明川支流焼合谷ショートカット沢登り&尾高山

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投稿者
本田 康之
イオンモール各務原店 店舗詳細をみる
日程
2022年07月21日 (木)~2022年07月21日 (木)
メンバー
イオンモール各務原店 本田康之
天候
曇り
コースタイム
尾高キャンプ場登山者駐車場(30分)魚止滝(10分)スリット堰堤(60分)女郎滝下(23分)打ち切りの支沢(10分)登山道(20分)尾高山(22分)尾高観音(19分)尾高キャンプ場登山者駐車場
コース状況
アプローチ
・国道306号杉谷から尾高方面へ、キャンプ場標識に従う
・近鉄菰野駅から菰野町コミュニティーバスが杉谷口までありますが、少ない

①尾高案内所前が登山者用駐車場になります
②尾高キャンプ場にトイレがあります
③尾高キャンプ場内の林道を通り、スリット堰堤まで歩きます
④魚止滝に下る林道があります。魚止滝は滝右横水際を登れます、すぐに堰堤があるので、林道に上がります
⑤林道終点にスリット堰堤があり、そこから入渓します
⑥女郎滝までは小滝が続き、水際を直登できます
⑦女郎滝は右から登れます
⑧女郎滝からしばらくで藤原谷との二股で右の本流を進みます
⑨藤原谷から先、釈迦ヶ岳東尾根の稜線が近く、右手の顕著な緩やかな支谷を進み、適度に上へ上がれば藪こきなく登山道にでます
⑩釈迦ヶ岳東尾根は鈴鹿らしく細いヤセ尾根、マーキングを外さないように進みます。
またこの尾根を下山するなら登山靴持参のほうが良いです
⑪尾高山から先は登山道がはっきりしています
⑫立ち寄り湯は片岡温泉が600円(6:00~24:00:無休)、希望荘が600円(11:00~22:00:無休)
難易度
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感想コメント

焼合谷(やけごうだに)は鈴鹿の釈迦ヶ岳から流れ出る沢で朝明川の支流。尾高高原キャンプ場があるのでアプローチもしやすく、危ない箇所はほとんどない為にあまり書籍では出てこない沢です。昔の山と高原地図には登山道も記載されていますが、今はなく、実際なかったです。
今日は久々に雨が降らないものの、昼から崩れてくるということですぐに終わりそうなこの沢をチョイス。
尾高高原キャンプ場の横に流れるのが焼合谷で下部は堰堤があり、林道でパスしていきます。入渓点の特徴的なスリット堰堤の前に魚止滝を登ってからスタート。スリット堰堤を超えた所から小滝があります。小さな釜を従えた小滝が連続しますが、花崗岩系でホールドもしっかりしていてどれもまかずに登れます。川幅は割に広く、途中ゴーロ帯もありますが問題なく、小さなナメ滝や階段のように連続する小滝がきれいです。名のある女郎滝などロープを持参してシャワークライミングしてもいいでしょう。
釈迦ヶ岳まで詰めると、最後の方にガレ滝が数本あるのと、釈迦ヶ岳東尾根という長い下りを考えると丸一日かかりますが、中間部あたりで東尾根に出れるショートカットルートがあるのでこれを使って、短時間で抜けました。手頃で登れる小滝、つかれる小さな釜、短いナメと一通り揃っていて、明るめの沢となかなかよい沢で距離・時間も考えると初心者にはもってこいの沢です。
なお、今回は気温も低くヒル被害には会いませんでしたが、ヒル生息域ですのでご注意を。
下山時に通る尾高山(おだかやま・533m)はよく整備されたファミリー向けの低山で山頂からは広がる尾高高原、伊勢湾が見えます。なお下山に使った釈迦ヶ岳東尾根は破線ルートで冬季によく使う尾根のようです。尾高山~釈迦ヶ岳はヤセ尾根でマーキングはありますが、一般道ではありません。上部は脇道も多く迷うらしいので注意。

フォトギャラリー

納涼

尾高キャンプ場から見る朝焼け

魚止滝に立ち寄り

林道に復帰

スリット堰堤から始まります

堰堤からすぐに小滝が出迎えてくれます

階段のような小滝が続きます

シャワーで登れます

小さなナメも随所に

またまた階段

ナメ滝

女郎滝・・右から取り付きます

女郎滝上からの眺め

藤原谷出合

この先も小滝が続きます

右手の支沢からなら簡単に登山道へ

藪こきなく10分で東尾根へ

釈迦ヶ岳東尾根は細い尾根です

展望良い尾高山

尾高観音に立ち寄り

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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