ひとりでトコトコ山行脚 雲取山(京都府 911.1m)編

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投稿者
渡部 嘉章
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日程
2023年06月01日 (木)~
メンバー
グランフロント大阪店 渡部
天候
曇り
コースタイム
花背高原バス停>18分>林道終点>15分>寺山峠>5分>一の谷出合>10分>雲取山荘>15分>雲取峠>5分>雲取山北峰>20分>雲取山山頂>10分>立命館大ワンゲル小屋>15分>二の谷出合>30分>一の谷出合>6分>寺山峠>25分>花背高原バス停
コース状況
・寺山峠まではしっかり整備されており、迷う箇所はありません。そこから雲取山荘、雲取峠を経由し山頂までのコースは、北峰分岐から先が倒木が多い状況ですが、歩行には問題ありません。

・山頂から二の谷へ下るコースに関しては、山頂から下り始める箇所が不明瞭ですので注意が必要です。また、下り始めの辺りは急坂+滑りやすいので、特に雨天時等は注意が必要です。

・一の谷出合から二の谷へ向かう箇所も起点が不明瞭ですのでご注意ください。

・山頂から二ノ谷、一の谷出合のコースは渡渉が多く、増水時は多少注意が必要です。大事にはならないと思いますが、靴の浸水にはご注意ください。

・コース上及び駐車場周辺にお手洗い、水場はありません。貴船エリアまでには各準備を済ませておく必要があります。
難易度
Google Map
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  • おとな女子登山部

感想コメント

・関西100名山の雲取山へ。バスの便が少ないため敬遠していたのですが、駐車場を利用して行けるようなので登山を敢行。天気はイマイチですが、貴重な梅雨の晴れ間なので決行しました。

・鞍馬辺りまでは晴れていましたが、峠を越え、花背の駐車場まで来るとどんよりした天気になってしまい、雨の心配が一気に高くなる。降らないことを祈って登山開始。

・駐車場から林道を歩いていくと、チラホラとクリンソウが咲いている。「いいねぇ~」、と思って進んでいると左手に群生しているのを発見。「いいねぇ~!!」と思わず口に出してしまうくらい凄い量の花が咲いていました。いきなり撮影タイムスタート。

・ひとしきり撮り終えたのでリスタート。林道の終点から山道に入り、やや急な登りを経て寺山峠に到着。ここは右京区と左京区の境界になっている様です。

・寺山峠から下るとすぐに一の谷出合に着きます。後ですることになりますが、二の谷コースの起点でもあります。道標が無いため気付かず。そのまま道標に従って雲取山荘方面へ。

・緩やかなコースをどんどん進んでいくと雲取山荘に出合います。ここがまたいい雰囲気で、満開のクリンソウの後ろに綺麗で落ち着いた佇まいの雲取山荘。いやぁ~、絵になります!しばしこの風景を堪能し、また歩き始めます。

・何度か渡渉を繰り返し、雲取峠に到着。直前の短期間のみ急坂でしたが、非常に歩きやすい森林浴コースでした。ここまで来ると思いの外ガスっていて肌寒い。雨も降り出しそう。天候がくずれない事を祈りつつ山頂へ向かいます。

・途中に北峰分岐が有ったのでちょっと寄り道。北峰山頂は展望なし。すぐにメインコースに復帰し、先へと進むと今度は倒木のオンパレード。まるでアスレチックのような感じです。

・一旦下り、登り返すと雲取山山頂に到着。ここも展望はありません。少し休憩してから下り始めますが、二の谷へ向かう起点が分からない。三の谷への道標はあるが二の谷コースの道標が見当たらない。地図で確認した方向を良く見ると踏跡はある。アプリで確認しても間違いなさそうなので、ここから下る事に。

・コースを確認しながら下って行くと立命館大のワンゲル小屋が見えてきた。うん、間違ってなかった。良かった良かった。それにしても往路とは全く雰囲気が違う。こっちの方が好みだなぁ~。

・なだらかなコースを風景と雰囲気を楽しみながら歩く。これが山の醍醐味!何となく期待値が低かった山だけに、心の中で「期待してなくてすいません!」と謝りながら、満足顔で歩いて行きます。

・渡渉の回数が多くなり、どんどん雰囲気が良くなる。クリンソウも見事だし、オオカメノキの花も綺麗だし、言う事なし!ただ、踏み跡はあるものの、殆ど目印も道標も無いので、コースロストしないことだけは気を付けて歩かないと。いつも失敗しているだけに充分気をつけて歩かなきゃ。

・前方に道標が見えてきた。一の谷出合。ここに出合うのかぁ~。休憩を考えていたので、少し先にある寺山峠で休憩する事にし、そのまま歩きます。今日の登山もあと少しです。

・寺山峠に着くと、少し晴れ間も見えてきた。後は下って駐車場まで歩くだけ。思いがけず素晴らしい登山になった今日は、一日中いい気分でいられそうです。感謝感謝!

・ちなみに、今日のウェアリングは下記の通りです。
靴:モンチュラ「ヤルテクノGTX」+スーパーフィート「トリムブラック」
パンツ:マムート「トレッカー2.0 SO パンツ」+C3FIT「インパクトエアー」
アンダー:ミレー「ドライナミックメッシュ ノースリーブ」
シャツ:ミレー「アンチインセクトクルー ロングスリーブ」
   :ファイントラック「ドラウトクアッド ジップT」
ジャケット:カリマー「アリートLT パーカー」

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が有ると便利です。まだヒルはいませんでし、虫もほぼいませんでしたが、これからは要注意ですよ。

フォトギャラリー

クリンソウが咲き誇る、非常に楽しい山、雲取山。

花背高原バス停からスタート。

最初は林道歩き。終点からこんな感じの登りが始まります。

やや急な登りが終わると寺山峠に着きます。右京区と左京区の境目の様です。

倒木のトンネル。山頂手前も結構倒木が多かった。

一の谷出合。目印はありませんが、二の谷、山の谷コースの起点にもなっています。

雲取山荘周辺は見事なクリンソウの群生地でした。

雲取峠手前は急な登りになっていますが長くは無いので厳しくは無いです。

予想外のガス・・・。

北峰分岐。ちょっと行ってみることにします。

雲取山北峰。展望はありません。

雲取山山頂に到着。雨が降っていないだけでもましかな。ここも展望は無し。

二の谷コースで下りますが分かり難い。三の谷コースには指標があったのになぁ~。

やや急な下りからスタート。雨上がりなので結構滑る・・・。慎重に下らないと…。

立命館大ワンゲル小屋。

往路とは雰囲気が全く違う。こっちの方が好みやなぁ~。

キレイに咲いていたオオカメノキ。

二の谷出合に有る看板。ここから一の谷出合までは楽々散策モード(渡渉有)。

登山道自体がクリンソウの群生地。クリンソウってこんな場所に咲くんだよっていうお手本みたいなコース。最高ですよ!!

さぁ、後は駐車場まで下るだけ。晴れ間も見える。お疲れ様でした!

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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