錫杖岳前衛壁 一ルンゼ マルチピッチクライミング(岐阜県)

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投稿者
木德 尚代
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日程
2023年08月29日 (火)~2023年08月29日 (火)
メンバー
同期登山ガイド 3名
天候
晴れ 
コースタイム
4:20起床 朝ごはん 5:30岩屋出発 → 6:30 基部 準備 ~
6ピッチ 10:00→ 12:40 トップ →懸垂下山 14:00→ 15:00岩屋 →16:00下山 →18:10 駐車場 


2023年8月28日月曜日 14:05 JST
距離: 3.5 km
所要時間: 7 時間 25 分 22 秒
平均速度: 毎時 0.5 km
最小標高: 1545 m
最大標高: 1893 m
累積標高(登り): 387 m
累積標高(下り): 44 m

GPSデーターはクライミングのトップまでです。

距離: 3.9 km
所要時間: 2時間
平均速度:
最小標高: 964 m
最大標高: 1600 m
累積標高(下り): 643 m
累積標高(登り): 7 m

駐車場までの下りです。
コース状況
新穂高温泉前の無料駐車場
トイレもあります。



沢の水少な目です。水の確保はできました
難易度
Google Map
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

朝日の出前に起きて皆で朝食を頂きました。
西穂高からジャンダルムの稜線が美しく、とんでもない絶景の中の朝ごはんでした。
自分は尾西のご飯とスープ、友人はおかゆをミックスしておりました。
温かなご飯は元気が出ます。

先ず取り付きまで、今回ベテランマルチピッチクライマー二名、浅いながら10台はオンサイトする強いクライマー、自分が一番へっぽこです。
皆一ルンゼは初見です。

へっぽこ自分とクライミング歴20年の先生ガイド
ベテランクライマー女子ガイド、強いクライマー男子ガイド 
2ペアで登ります。

1ピッチ  コチラがリードの2人とも怖かったと言われる核心でした。ハングしております。 自分は少しテンションもらい、休憩しつつ、じっくり登りました。

2ピッチ 気持ちよく登れます



5 ハングで少し怖そうですがガバがあり面白かったです (勿論フォローです)
6 スラブ
7 チムニー こちらも手、足あり面白かったです。

取り付きが少し分かりにくいです。左方カンテ取り付きから下に行く道の奥でした。

初登ルートとあるのですが
1ピッチはベテランクライマーも少し怖かったと言うハングでした。
これは中々の洗礼で少しずつ、少しずつ登っていくことで何とか超えました。後は快適クライミングでした。ビレイしている間もずっと岩を眺めて登りたくて仕方がなかったです。

西穂高岳と焼岳の稜線が美しく
トップアウトの絶景は忘れられません。

核心は300Mの懸垂下降でした。割と振られます。
先下った人が構築しながら、どんどん下ります。
最後は二本のロープ4Kをぶら下げて下降致しました。
中々懸垂の練習ができておらず、いつも緊張致しますが乗りけれました。
最後のロープ投げが気持ちよかったです。
まずセルフを撮る事。懸垂の確保器の上にセルフのカラビナを掛けて到着次第直ぐにセルフを撮る事、確保器の準備をして、右手にブレーキをかけてから外すこと、小さな事ですが絶対に命に関わる事です。

今回も少し足が痛くて、まあいいかあと一言に、それはダメ。我慢しない事。
靴のかかとを踏んでも落ちないように紐は結ぶなど細かい点でも教えて頂けました。

御在所の前尾根の初めてから6回位先生になって頂いている、同期ですがガイド先生からの教えはずっと動画で収めたいくらいの深いものでした。

伊吹山の雪山訓練からの仲間とアルプスマルチピッチまで
灌漑深いものでした。

テン場に戻ると「アサギマダラ」蝶がまっていてくれたかのように
テントの上を舞っておりました。今年初アサギマダラ嬉しかったです。

核心は下山でした。
19Kほどの荷物(一番軽い)ガレガレの道 クリヤ沢過ぎてからも岩ゴロゴロです。
自分にはきつかったです。(皆様余裕でした)

第一ルンゼ、一ピッチ以外はアルパインクライミング入門にはよいルートでした。
明るく、展望が最高です。

岩屋のテント場が素晴らしいものでした。
また次回行ってみたい場所です。


装備 

ギア 

個人装備参考一覧です。
ヘルメット、ハーネス、スリング×2 カラビナ
×2 、クライミングシューズ スポルティバミウラー
行動食(昼食)、非常食、
飲料、下山靴、雨具、笛、
地図、コンパス、
手袋、ヘッドライト、防寒着
団体装備
隊長 ダブルロープ 50mロープ×2
カム等のギア、ヌンチャク (隊長)

サードリーダー  カム、ヌンチャク類
ツエルト
テーピングテープ数種類 傷パワーパット必須です。
テント 2テント
マット サーマレスト
寝袋 エアドライト290 (今回はダウンJKで眠りました)



ウエア ベース ファイントラックドライレイヤークール 
セカンド ノースフェイス 長袖シャツ
ズボン ファイントラック ストームゴージュアルパインパンツ(厚すぎました)
シェル ファイントラック フロウラップ
シェル 薄手のシェル

フォトギャラリー

岩屋から

西穂高からジャンダルム

1ピッチ

悪そうです

2ピッチ

3ピッチ

4ピッチ (旧6ピッチ)

7ピッチ と最終が見えます

展望が最高です

マツムシソウ

高度感 しか ない笑

割と振られました

ロープ 4K+で

上から

ずっと冷やしてい友人のコーラ 一本を4人で分けていただきました❢ 

アサギマダラ

皆 20K ❢ ガチャとロープが重い

ずっと悪い道 

平湯温泉 最高です❢

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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