宮崎県 九州の山 7 双石山(ぼろいしやま) 509m 丸野起点で硫黄谷登山口から塩鶴登山口へ周回

このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者
戸田 竜也
アミュプラザみやざき・やま館店 店舗詳細をみる
日程
2024年03月07日 (木)~2024年03月07日 (木)
メンバー
アミュプラザみやざき・やま館店 戸田
天候
晴れ
コースタイム
【アクセス】
宮崎交通バス
832 宮大線(清武経由)
833 宮大線(清武経由タウンセンター発着)
834 宮大線(清武経由木花発着)
836 木花駅線
835 宮大線(熊野経由)
黒坂観音前→丸野駐車場
徒歩51分 3.7km

タクシー
JR日南線・木花駅→丸野駐車場
乗車時間10分 6.0km


【コースタイム】
丸野駐車場→(10分)硫黄谷登山口→(30分)桧山別れ→(20分)山小屋
→(12分)双石頂上→(20分)第二展望所→(1分)第三展望所
→(15分)空池→(2分)天狗岩→(10分)塩鶴登山口→(15分)丸野駐車場

2時間25分 9.8km 上り684m 下り684m
※標準コースタイムではありません。
コース状況
【ルートの概況】
①丸野駐車所~硫黄谷登山口
加江田渓谷の遊歩道を歩くので快適。
②硫黄谷登山口~桧別れ
ぬかるんだ沢筋をしばらく歩き尾根へ。
やや荒れた道ですが尾根へ出ると整ってきます。
③桧別れ~双石山
小さいアップダウンが続き消耗させれれますがよく歩きこまれた道。
④三叉路~天狗岩
ロープの張られた急勾配(壁?)が続くため悪路。
ルートも見失いやすいので注意が必要です。
⑤天狗岩~塩鶴登山口
傾斜がゆるみ、岩がちなところもなくなって歩きやすいです。

【気象】
丸野駐車場(18m) 9:30時点 10℃ 無風
双石山(509m) 11:50時点 11℃ 無風

【装備】
トップ
・パタゴニアフーディニJKT
・パタゴニア キャプリーンクールグラフィックT
ボトム
・ノースフェイス フライウェイトレーシングショーツ
シューズ
・アディダス トレースロッカーGTX
ザック
・マウンテンハードウェア サミットロケットベストパック

ペースがトレイルランに近かったためジャケットは着ることがありませんでした。
それでも汗をかきました
休憩をゆっくり取るなら薄手の防寒着があった方がいいでしょう。

【トイレ】
丸野駐車場、加江田渓谷遊歩道にあります。
水洗・紙あり。
【駐車に関して】
丸野駐車場を利用。
100台近く停めれそうなのでいっぱいになることはないと思います。
Google Map
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

宮崎市民の憩いの山として親しまれている双石山。
その印象とは裏腹に岩場が多く険しい場所もあるとか・・・。
初めて登る山への興味は尽きません。

手軽に登るなら小谷登山口か九平登山口からですが、私はお客様からお勧めされた加江田渓谷から登る道を選びました。
これがとても気持ちよく、朝の遊歩道の爽やかさは最高です。
硫黄谷に入って鬱蒼とした道になりましたが暑い時期ではないのでそれほど気にならず、そこかしこに咲くサツマイナモリに癒されました。
尾根に出てからの道も木漏れ日のトレイルといった感じで、今の時期ならではの爽快な歩きが楽しめます。
ただひとつしんどかったのが、細かいアップダウンがひたすら続くことでしょうか。
登ったと思ったらすぐ下る・・・。
ほどなく山小屋に到着。
無人とはいえこれほどの低山に山小屋が設置されることは珍しいのではないでしょうか。
フロアが二つに分かれたきれいな山小屋でした。
山小屋を通り過ぎると双石山はすぐです。
北東側にわずかに展望があり、海がちらっと見えます。
ここで小休止。
早いペースで歩いてきて火照った身体が徐々に冷えていくのも頂上だと気持ちいいものです。
時間の制約があったので10分ほど下山開始。
天狗岩へ向かいます。
途中、第二展望所と第三展望所に寄り道しましたが、そこからも宮崎市街がよく見えました。しかしそれより天狗岩を早く見たい。
ほぼ壁のような悪場を下り、砂岩のピナクルが林立する異様な空間の空池を通り過ぎ、ようやく天狗岩に到着。
蜂の巣のように穴の開いた奇岩。針の耳神社が祀られています。
この岩は見覚えがあるなと思ったら、高知県の海岸沿いにも似たような穴だらけの岩がありました。タフォニ、という構造らしいです。
岩石中の塩分が結晶化する過程で脆い部分を破壊してできるものなのですが、山の中にあるのはなぜ・・・?
厳かな威容。
時間が迫っていたので長居はできず、足早に塩鶴へ下り、丸野駐車場まで車道を2.2km走ってフィニッシュ。

標高の低い山は今の時期に登るのが一番いいですね。
4月までは楽しめそうです。

フォトギャラリー

加江田渓谷沿いにはサツマイナモリが満開。

丸野駐車場からスタート。

ひょうたん淵を通り過ぎます。

硫黄谷は鬱蒼とした道。

大きい滝が。悠心の滝というらしい。

太い枝から根が出ている?気根なのでしょうか・・・。

林床にはここにもサツマイナモリが群生していました。じめじめした所を好むようです。

尾根に出ました。少し明るくなり気持ちのいい道。

地味に遠かった山小屋。

中はきれいに整えられています。

細かいアップダウンを経て双石山へ。

合間から少しだけ展望があります。

海も見えた。

天狗岩へ下る道はかなりの悪路。傾斜のある岩にロープがつけられています。

天狗岩の前の大岩。ここからの眺めも良かった。

ついに天狗岩とご対面。

見事なタフォニ構造。

針の耳神社が祀られています。謂れが気になるところ。

塩鶴登山口に下りて駐車場まで戻ってフィニッシュ。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

この記事を見た人は次の記事も見ています

アクセスランキング

アミュプラザみやざき・やま館店 - 登山レポート

  • スタートナビ
  • おとな女子登山部