宮崎県 九州の山 13 尾鈴山 1405m 甘茶谷登山口から矢筈岳経由で周回

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投稿者
戸田 竜也
アミュプラザみやざき・やま館店 店舗詳細をみる
日程
2024年04月09日 (火)~2024年04月09日 (火)
メンバー
アミュプラザみやざき・やま館店 戸田
天候
晴れ
コースタイム
【アクセス】
JR日豊本線・都農駅→道の駅つの
徒歩 27分 1.9km

都農町コミュニティバス・轟朝草線
道の駅つの→轟
乗車時間20分 6.7km

轟→尾鈴山駐車場
徒歩 1時間50分 8.6km

タクシー
JR日豊本線・都農駅→尾鈴山駐車場
乗車時間21分 15.7km

【コースタイム】
尾鈴山駐車場→(40分)甘茶谷登山口→(50分)尾鈴山
→(25分)長崎尾→(15分)矢筈岳→(40分)白滝→(60分)尾鈴山駐車場

3時間50分 14.5km 上り1419m 下り1419m
※標準コースタイムではありません。
※休憩時間は含みません。
コース状況
【ルートの概況】
①尾鈴山駐車場→甘茶谷登山口
尾鈴林道を歩く。車で走れなくはないのですが、途中から道が荒れて舗装が破損している箇所が増えるため、車で登山口まで行くのは最低地上高の高い車でないと厳しいでしょう。

②甘茶谷登山口→尾鈴山頂上
立派なモミの巨木が何本もそそり立つ自然林を一気に登る。
悪場なし。

③尾鈴山頂上→矢筈岳頂上
快適で明るい尾根道。

④矢筈岳→白滝
植林帯を下る。一か所橋が途中から落ちていて渡渉しなければなりません。

⑤白滝→尾鈴山駐車場
森林鉄道軌道跡を辿る。一か所橋が落ちてしまっていて靴を抜いで渡渉することに。
増水している時は要注意。

【気象】
尾鈴山登山口(414m) 11:00時点 18℃ 微風
尾鈴山(1408m) 12:40時点 12℃ 2~4m/s

【装備】
トップ
・パタゴニア フーディニジャケット
・パタゴニア キャプリーンクールトレイルタンク
ボトム
・フーディニ クラックスショーツ
シューズ
・アディダス トレースロッカーGTX
ザック
・マウンテンハードウェア サミットロケットベストパック

【トイレ】
駐車場にトイレがあります。
水洗、紙あり。

【駐車に関して】
駐車場は何か所かあります。それぞれ20台程度駐車可能。
Google Map
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感想コメント

白滝を始めとする豪壮な連瀑帯が魅力の尾鈴山。
ヒルがたくさん出ることでも有名らしいので暑くなりすぎる前に行くべき山です。

今回は周回コースなので甘茶谷登山口まで歩きなのがつらいところですが、車で行くにしても走りにくい道なのでそこは気にせず黙々と林道を歩きました。
登山口から本格的な登りになります。

濃厚な自然林。モミの巨木がそこかしこにあります。
オレンジ色をした鮮やかな樹皮のサルスベリも森に彩りを添えていて目を楽しませてくれました。
いい道です。

頂上付近は高木がなくなり、展望はないものの明るさに満ちていて気持ちいい。
頂上に着き、作ってきた特製弁当をたいらげ一息つきます。
この時期は本当にたまらない。

早く連瀑を見たいので先を急ぎ、矢筈岳のピークを踏んだらあとは下るだけ。
下っていると途中に白滝の展望所がありましたが、そこからでもかなり迫力でした。
近くまで行くとさらに強烈です。
落差75m。
当日まで1週間ほど雨続きだったこともあって水量が多く、大きく飛沫を上げて落下する様は一見の価値ありです。
白滝から森林鉄道の軌道跡を辿って下流に向かうと、一か所増水の影響で橋が落ちてしまっており、靴を脱いで渡渉することになりました。今の時期ならそれもまた楽しい。
さらに軌道跡を下っていくと、白滝とはまた違う迫力のさぎりの滝、すだれの滝と続きます。壮観の一言です。
この連瀑だけを見に行ってもいいかもしれません。

夏にキャニオニングで連瀑を下降してみるのも楽しそうです。

フォトギャラリー

増水により大水量を落とす白滝。

林道を3.9km歩いて登山口にアプローチ。

Fungi

巨大なモミ。

明るいトレイル。

これは幹回り4m近くありそう。

もうすぐ頂上。

開けてきました。

こんな高さに鳥居。朽ちてきています。

到着。展望はなし。

矢筈岳へ向かう尾根には垂涎もののボルダーが。

ツツジが満開。

矢筈岳の文字は読めない。

砂岩のガレ場を下る。

橋が落ちてる。

森林鉄道の名残。このカーブがたまらない。

ここでも橋が落ちてる。やむなく渡渉。

手彫りらしきトンネル。

畏怖を感じるさぎりの滝。大きい。

ここにも巨木。これでも樹齢100年未満。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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