小谷登山口より双石山

宮崎市民憩いの山、双石山（ぼろいしやま）。
稜線の北西側は切れ落ちており天然記念物にもなっている奇岩が見どころとなっています。
今回はそんな奇岩を拝みつつ登れる小谷登山口よりスタート。17時発のため、日没を想定してヘッドライトを持っていきます。

登山口を登りはじめしばらくすると急に奇岩が現れます。
その名も「天狗岩」浸食と風化により凸凹の歪な形状を呈した姿は正に見物。なるほど天狗の花のように見えます。これを見るだけでも価値はあります。

その後も岩壁の続く道を進み尾根道に入りますが、なかなかの登りごたえ。
岩と木の根のミックスした急登で、登る前に想像していたよりもはるかに険しい。
甘く見てはいけませんね。

しかし尾根を登り稜線に着くと様変わり。
とても歩きやすい道となり、避難小屋を経由して山頂に至ります。

山頂に着くころには日没を過ぎ、ヘッドライトを装着して九平登山口へ。
静寂の中自分の足音だけが聞こえる。獣になったような気分でした。

登山口まで下山したら小谷登山口まで焼く3キロのロードをこなし、車に到着。
稜線を境に表裏で全く違う様相になる双石山。
ルートもいくつかあるようですので、いろいろなルートを楽しみたいと思います。

【服装】
・アンダー：ミレー／ドライナミックメッシュ
・ベースレイヤー：パタゴニア／キャプリーンミッドウェイト
・アウター：ゴールドウイン／ウインドシェル
・インサレーション：タイオン／インナーダウン
・ボトムス：TNF／フレキシブルアンクルパンツ

【装備】
・靴：オン／クラウドベンチャー
・バックパック：サロモン／12Lトレランザック

・その他：
帽子、ネックゲイター、手袋、タオル、ヘッドランプ、水、GPSアプリ