鹿児島県・宮崎県 九州の山 15 えびの岳(1293m)から白鳥山(1363m)周回

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投稿者
戸田 竜也
アミュプラザみやざき・やま館店 店舗詳細をみる
日程
2024年05月16日 (木)~2024年06月16日 (日)
メンバー
アミュプラザみやざき・やま館店
天候
晴れ
コースタイム
【アクセス】
※県道1号小林えびの高原牧園線は現在通行止めです。

鹿児島交通バス
JR日豊本線・霧島神宮駅→丸尾
乗車時間30分 12km

霧島連山周遊バス
丸尾→えびの高原
乗車時間30分 12km

【コースタイム】
えびの高原駐車場→(25分)えびの岳→(15分)えびの高原駐車場
→(20分)白鳥岳→(10分)六観音堂→(30分)えびの高原駐車場

1時間40分 9.0km 上り433m 下り433m
※標準コースタイムではありません。
※休憩時間は含みません。
コース状況
【ルートの概況】
①えびの高原駐車場→えびの岳→えびの高原駐車場
高低差の少ない整ったトレイルで、走るのに適しています。

②えびの高原駐車場→白鳥池→六観音御池
東屋のある展望所まではほぼ遊歩道で非常に歩きやすいです。
その先は登山道らしくなるがやはり悪場はなし。

③六観音御池→不動池→えびの高原駐車場
Yamap地図によると不動池の北側を回り込むトレイルがあるようだったのでそちらから周回を試みましたが、藪が濃く不明瞭なトレイルで歩きやすくはありませんでした。
素直にピストンで戻った方が良さそうです。

【気象】
えびの高原駐車場(1186m) 10:45時点 15℃ 微風
えびの岳(1293m) 11:10時点 15℃ 微風
白鳥山(1363m) 11:50時点 16℃ 微風

【装備】
トップ
・パタゴニア フーディニJKT
・パタゴニア キャプリーンクールグラフィックT
ボトム
・ブラックダイヤモンド ディスタンスショーツ
シューズ
・アディダス トレースロッカーGTX
ザック
・マウンテンハードウェア サミットロケットベストパック

動いていないと肌寒い気温ですが終始動いていたので上着を着ることはありませんでした。

【トイレ】
えびの高原駐車場にあり。

【駐車に関して】
えびの高原駐車場に停めました。
1日500円。
Google Map
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  • おとな女子登山部

感想コメント

まだまだ涼しいえびの高原。
まわっていない山域へ足を延ばして走ってきました。

えびの岳・白鳥山は、駐車場からの標高差が少なく、道も整っているのでトレイルランに向いていると聞いていましたが、本当にその通り。
えびの岳は新緑の森の美しさも際立って非常に気持ちのいい道でした。
ミヤマキリシマも咲き始めていて目を楽しませてくれます。
白鳥山の方は森がなくなり、開けていてこちらも快適。
えびの高原駐車場のあたりを流れている石坂川の最上流部は、白濁しているのが火山らしくて見どころの一つ。地下から噴出した硫化水素が川に溶け込み、大気中の酸素と反応して個体の硫黄が析出、流水の中でコロイドとして太陽光を散乱(レイリー散乱ではなくミー散乱)させて白く見えるというのが機序。
ちなみに触っても温かくはなかったです。

白鳥山頂上のすこし手前に手頃なボルダーがあったのでハングしている側から登ってみました。6級くらいですね。
頂上からは韓国岳、白紫池、六観音御池、不動池の各池が見渡せて絶景。
素晴らしい景観です。
足を止めてしばらく見入ってしまいました。

帰りはピストンしてもよかったのですが、地図に不動池の北側を回り込む道があったのでそちらからショートカット。
残念ながらだいぶ藪がうっとうしく、ランショーツの身には枝が足に引っかかって痛い・・・。傷だらけになりました。
登山道によくある看板には載っていませんでした。新しい道のようです。

最後はちょっと渋い事態になってしまいましたが、えびの高原の魅力は増すばかり。
暑くなってきたら避暑に何回も訪れることになりそうです。

フォトギャラリー

快晴。韓国岳と白紫池。

ミヤマキリシマが満開です。

明るく気持ちのいいトレイル。

キリシマツツジも咲いていました。

えびの岳着。標識は目立たないので見過ごすところでした。

えびの高原キャンプ村。一度は泊まってみたい。

さて白鳥山へ。

硫黄成分によって白濁した石坂川。

道は整備されているのでスニーカーでも歩ける。

ミヤマキリシマに挟まれた贅沢なトレイル。

ボルダー発見。

とりあえず登りますよね。

本当にいい景色。

こんなところに杉。一説にはヤクスギを移植したのだとか。

六観音堂。

六観音御池。透明度が意外と高い。

綺麗。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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