遠~い日本三百名山・奥三界岳
- 投稿者
-
本田
イオンモール各務原店
- 日程
- 2024年08月23日 (金)~2024年08月23日 (金)
- メンバー
- イオンモール各務原店 本田
- 天候
- 曇り
- コースタイム
- 林道ゲート(21分)吊橋(33分)上の林道合流点(34分)林道分岐(18分)廃屋(19分)ヒルメシ谷(42分)奥三界岳(62分)林道分岐(54分)吊橋(25分)林道ゲート
- コース状況
- アプローチ
・JR坂下駅から夕森公園入口まで北恵那交通バスがあります
・車利用は国道256号坂下から県道3号411号で夕森公園へ進みます
①夕森公園駐車場は上部のキャンプ場1000円、下部の夕森公園総合案内所が無料、川上林道ゲート前が一番最短
②川上林道は舗装路でマイカー通行止。この林道を使って、標識のあるダナ滝分岐で林道を離れます。途中、忘麟の滝と洞穴の滝があります。
③ここから沢に下り、通常なら吊橋を渡って対岸へ進みますが、現在、吊橋が老朽化で通行できませんので、すぐ上のマーキングの所から渡渉に入ります。水量も多く、岩をジャンプする必要がありますので、スリップ注意
④その先は今日、一番の急登で上の林道を目指します
⑤上の林道は未舗装で、途中の三叉路は標識通リ、一番右へ進みます
⑥丸野橋を過ぎ、しばらくで左に登山道の看板がありますのでここを入ります。この先、廃屋までは旧林道で草が生い茂り、途中にガレ場もあり、一番不快なところです
⑦廃屋からようやく本格的な登山道
⑧上部は背の高い笹道、トラバースしていきます
⑨ヒルメシ谷に出ると、ここで給水可能です
➉ヒルメシ谷をしばらく小さな沢歩きです
⑪源流から右へ迂回、さらに笹道が続きます
⑫主稜線近くに枯れ木のタオという立ち枯れの樹木帯があります
⑬主稜線からは草も少なくなり、途中、池塘なども見られますが、泥道が多いです
⑭山頂には展望台があります
⑮立ち寄り湯は付知峡倉屋温泉 おんぽいの湯が800円(第四水曜休み・10:00~22:00)
- 難易度
感想コメント
奥三界岳(おくさんかいだけ・1811m)は日本300名山の一つ、岐阜長野県境の阿寺山地南端の山で近くの三界山の奥にあることからそう呼ばれるようです。
江戸時代にはヒノキの山地であったことから伐採が続き、跡地は再生されずに上部はクマザサに覆われた山になっている。山頂直下には原生林がわずかに残され、池塘にはミズバショウが見れます。
登山道は夕森公園からのみで、龍神の滝などの滝巡りができます。
林整備や砂防工事のための林道が奥深く入り込んでいる為、長い林道歩きが行程の半分以上になるが、舗装林道⇒渡渉⇒登山道⇒未舗装林道⇒廃林道⇒登山道⇒沢道⇒登山道と変化に富みます。ゲートからの舗装林道は途中の2つの滝巡りがあり、退屈にはなりません。銅穴の滝を過ぎ、しばらくで林道を離れ、上の未舗装林道までの急登が今日の一番しんどい行程で、しかも最初の沢を渡る吊橋が老朽化で通行止になっている為、迂回路?でマーキングしてあるすぐ上の渡渉が緊張する場面。ここは岩と岩をジャンプして通過しますが、水量が結構多いので注意。
上の未舗装林道に出たら、ここが長丁場で見どころもなく、疲れます。途中、かなり向こうまで林道が続く景色が見え、ぞっとします。
この舗装林道の丸野橋を越えて、すぐに奥三界山の標識があり、いよいよ登山道かと思い際、実はしばらくは廃林道でしかも藪が生い茂り、がたつくコンクリート道に覆いかぶさっています。この先の廃小屋まで続いていました。この廃小屋からようやく登山道に入りました。背丈のあるクマザサの中に明瞭な登山道が続き、だんだんむせてきます。しかしこの先のひるめし谷で冷たい水が給水でき、天国です。曇っているとはいえ、かなり汗だくになっていたので顔を洗うと気持ちが良いです。この谷の源流部まで詰め上がると再び、クマザサ道で、解放感のある展望が広がります。主稜線に到達すると、池塘などで湿った登山道が続き、ドロドロになります。登山道沿いにミズバショウの葉っぱも見られます。長い長い行程もこの先で山頂です。先客1名で今日、この山は私も含め、3パーティーです。曇空で山頂からの展望は望めず、立派な展望台が寂しい。
下りは足早に・・しかし林道が長い長いのが印象的でした。
本日の服装(夏の中級山岳)
インナーは半袖ジップTシャツ
ボトムスは(ミロ)3シーズンパンツ
②ギア
登山靴は(スポルティバ)「トランゴトレックGTX」、ザックは(カンプ)30㍑、
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。