飯能アルプス

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投稿者
るんちゃん(おとな女子登山部)
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日程
2025年01月24日 (金)~2025年01月24日 (金)
メンバー
単独
天候
晴れ
コースタイム
西吾野駅(70分)子ノ権現(100分)前坂(30分)大高山(60分)天覚山(70分)久須美坂(60分)多峯主山(20分)天覧山(25分)飯能駅
コース状況
・下りの多いコースで急な箇所にはロープあり。落ち葉で滑りやすくなっています。
・子ノ権現駐車場の奥に飯能アルプスの標識あり。細い道を下っていきます。スルギ坂は子ノ権現から行くと見落としがちです。大きな岩を直進せず右に回り込みます。標識あり。直進するとしだいに悪路になり浅見茶屋に下ってしまいます。
・久須美山から多峯主山へ行くには大きく南側に回り込み住宅街の裏山を抜けていきます。多峯主山へは交通量の多い道路を横切ります。
・天覧山下にはイートインカフェや発酵食品のお土産屋さんOH!!!があります。いずれも17時まで。
・トイレは子ノ権現、多峯主山、天覧山にあります。
難易度
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感想コメント

 埼玉ご当地アルプスの『飯能アルプス』を歩いてきました。今回は子ノ権現から天覧山までの約20kmを西から東へ下降しました。伊豆ヶ岳も登るか迷いましたが、早起きしないと間に合わないので今回はパス。日が長い時期には良いかもしれません。また逆ルートの天覧山から登ると、徐々に標高が上がるので体力度はアップします。我こそはという方はぜひチャレンジを、さらに北の武川岳や武甲山まで足を延ばしてみてください。

 道自体は良く踏まれており、若干迷うところもありますがうっかり間違えてもリカバリーはすぐにできます。急な岩場にはロープも設置されているので安心。何より西武秩父線が隣に平行して走っているので、疲れたり水が足りなくなったりしてもエスケープしやすいので心強いです。
 途中すれ違ったのはトレイルランナーの方や、天覚山や大高山など展望の良い山でランチしている方など、お天気のせいか平日でも賑わっていました。
 杉の林立した静かな登山道が大半で、展望はたまに出てくるのみです。何人かで行けばお喋りしながら楽しく歩けるかもしれませんが、単調になってくると眠くなります。実際大高山から天覚山までの記憶がありません。程良い下り坂だったので寝ていたのかもしれません。
 天覚山でお昼休憩をしたら後半戦、里山エリアを歩きます。多峯主山、天覧山は何度か訪ねたことがあり、手軽に登れる山として人気です。良く読図や岩場を利用したクライミング講習を開催していました。今年も企画されるかもしれません。

 時刻は16時近く、冬場のこの時間にうろうろしているハイカーはさすがにいませんでした。多峯主山は天覧山と一緒に飯能側から登られることが多いので、反対の永田台側からは夕暮れ時のせいもあり暗く寂しい雰囲気。夕陽を眺めるために足早に登りました。
 多峯主山、天覧山共に展望が良いので、フィナーレの夕景をじっくり見納めてから下りました。天覧山の下の広場に、数年前にオープンしたカフェやお土産屋さんは営業が17時まで。ギリギリだったのでお茶はできませんでしたが、お土産を買ってほくほく。飯能駅へ向かう途中にもおしゃれなカフェや土蔵の古い町並みがあるので、下山後にゆっくり楽しむのも素敵です。暑い季節には飯能河原で涼むのも良いでしょう。下山を飯能にして良かったです。

 飯能アルプスは標高が低いので、冬に登るのがおすすめです。春には花粉が飛ぶのでまさに今が旬。がっつり歩くのも良し、気になる区間だけピンポイントで登るも良し。下山後の楽しみも地域によって様々なので、各々満喫できると思います。私が立ち寄ったOH!!!で購入したパンとお漬け物は絶品でした。

【使用ウエア】
上着▶ノースフェイス/スワローテイルフーディ
ベース▶ミレー/クータイⅡウールクルー
アンダー▶ファイントラック/ドライレイヤークール
※暖かい陽気だったのでインナーとウィンドシェルは春夏物を着用して十分でした。現地に向かう時や休憩中は寒いので、プリマロフトの化繊ジャケットを着用。ミレーのインナーウールグローブも歩き始めや日影の中では欠かせませんでした。

靴▶ノースフェイス/ベクティブファストパックFL
ザック▶ミレー/ワナカ10
※水は2L持参。食べ物少しと防寒着、ファーストエイドキットをがギリギリ収まるサイズです。

フォトギャラリー

天覧山から眺めた夕陽。

西吾野駅から見た伊豆ヶ岳。登るかどうか直前まで迷いました。

舗装道を左に逸れて小床峠経由で子ノ権現へ向かいます。

子ノ権現はこないだお参りしたのでトイレだけ借りました。

飯能アルプススタート。明るい杉林を下ります。

2年履いたノースフェイスのぼろぼろベクティブ。新作早く履いてみたいです。

ここ間違えましたスルギ。この木を右から左に巻くように進みます。

看板出てきて安心しました。

細尾根からは左に関八州見晴台など西武秩父線の向かいの山々が見えます。

石灰採掘場が見えてきました。発破注意と書かれてました。

同定しきれませんでしたが横瀬の二子山が見えたような。

一旦車道に出ます。

再び山道へ。地元の軽トラや郵便配達など交通量は意外にありました。

眺めの良い天覚山に到着。東吾野駅からすぐにアクセスできる山です。

今日のバックパックはミレーのワナカ10。山で食べるカップ麺は美味しい。

また道路に出て登り返します。

永田山のケルン。里が近付いてきました。

多峯主山から東京方面の夕景。

天覧山から武甲山見えました。

天覧山下の売店でお土産ゲット。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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