ぐるぐる高尾山ひと筆書き ~1号路から6号路と稲荷山コースを1日で歩く~

このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者
大島
横浜西口店 店舗詳細をみる
日程
2025年02月18日 (火)~2025年02月18日 (火)
メンバー
天候
曇り/山頂4℃
コースタイム
高尾山口駅(5)稲荷山コース登山口(60)高尾山→5号路1周(10)4号路入口(20)浄心門→2号路1周(20)浄心門(2)十一丁目茶屋(20)琵琶道→病院道→6号路登山口(7)琵琶滝(30)3号路分岐(30)浄心門(2)1号路男坂→薬王院→富士道(20)高尾山・2回目(10)1号路で薬王院(15)高尾山駅(30)清滝駅前広場(5)高尾山口駅 歩行距離17.5㎞ 行動時間5時間30分(休憩含む)

標準コースタイム
稲荷山コース 登り約120分 下り約90分
1号路 登り約100分 下り約90分
2号路 一周約30分
3号路 約60分
4号路 約45分
5号路 一周約30分
6号路 登り約90分 下り約約70分
コース状況
稲荷山コース:2/19からの枯れ木伐採のためにめしばらく通行止め。昔に比べるとかなり木道、木段が増えたがまだまだ山道。

1号路:清滝駅前から高尾山頂までひたすら舗装路。たくさん歩ける靴で十分。薬王院から富士道を使えばベビーカーでも山頂に到れる。(薬王院からは砂利道)

2号路:自然豊かな静かな道。まず、人に会わない。その分、トレイルは細め。

3号路:思ったより標高差があったが静かで明るい森の道。人が少ないのも嬉しい。

4号路:吊り橋コースとして知られる人気コース。北側斜面なので寒い。平野部降雪後は山慣れた人でなければしばらく入らないほうが良いだろう。

5号路:山頂下を一周するコース。北側の斜面では植物が吸い上げた水分が染み出し霜になる【シモバシラ】が見られる。冷え込んだ日の早朝限定。このこの日は時間も遅く暖かかったので見られなかった。

6号路:人気の登山コースだが沢沿いの道なので一部滑りやすい。つまづき転倒からの滑落に気をつけたい。防水の靴があると安心。

琵琶道(病院道):2号路から分岐する岩混じりの急斜面。高尾山イチ険しい道で時折事故が発生している。山なれない人は安易に通らない方が良い。下部で高尾病院の裏手に出る【病院道】と分かれる。
難易度
Google Map
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

高尾山でひと筆書きしてきました。
いや【なんのこっちゃ】と思うでしょう。私もそう思います。
ワケガワカラナイヨ。が真っ当な反応だと思います。

高尾山ひと筆書きは1号路~6号路までと稲荷山コースを
1日で踏破するトレーニングで登られることの多いコースです。
今回、わたしは稲荷山コース→5号路→4号路→2号路→病院道
→6号路→3号路→富士道→1号路とコースを取りつつ
ペースは早めにしちょっと負荷をかけて歩きました。

朝、子供を学校に送ってから移動だったので【高尾山口駅】には10:00ごろの到着に。
まだまだ高尾山へ登山に出掛ける人の多い時間帯で駅前は賑わっていました。
ケーブルカー【清滝駅】横の【稲荷山】登山口から入山します。

出だしは日陰で階段が続きます。ここまでの勢いで登ってしまうと
いきなり息が上がってしまうのでちょっと抑えめで歩き始めるといいでしょう。
稲荷山尾根は道幅も広く木道や木段が整備された場所が多く
登山になれていない方でも比較的歩きやすい道でしょう。
履きなれた運動靴でも登れそうですが一部岩などが露出しているので
できればアウトドアスニーカーやハイキングブーツで登られるのが良いでしょう。

稲荷山はかつてトイレと東屋があったのですが
今はきれいな屋根なしのベンチがあるだけとなっています。

6号路の分岐を過ぎると登山道は細くなります。
上り下りのすれ違いや追い抜きはお互いに譲りつつ進むのが良いでしょう。
山頂直下を周回する5号路を越えると山頂までの最後の登り。
稲荷山コース最大難所【急階段】が待っています。本当につらい。
最後の最後なのでもうひとフンバリです。

山頂に着くと展望台がすぐそこにあり雲が尾を引くような【富士山】が良く見えました。
富士山方面はどうにも風が強そうです。
とりあえず、この後も山頂に来るので時間記録だけして1号路側から【5号路】を周回します。
5号路の北側の道は【シモバシラ】が冬の時期には見られるのですが
気温が高いのと時間が11時と遅いこともあって見られませんでした。
【奥高尾】分岐から南側に入ると森の雰囲気が明るくなります。
高尾山は尾根を挟んで北と南で森の雰囲気が違うので見ていて面白いです。

5号路を周遊したら次は【4号路】を下ります。
こちらの道も1号路、6号路に次ぐ人気のコースです。
週末には人出の多いこのコースも平日の今日はパラパラとすれ違う程度でした。
つり橋を越え1号路にある【浄心門】まで来たら次は【2号路】を周回。
2号路は人の姿もなく道幅も一人分。1号路や4号路の混雑がひどい時は
こちら側に回るのも悪くないかもしれません。

2号路を周遊をしたら琵琶道から病院道へと繋いで【6号路】の登山口へ下山します。
琵琶道は、高尾山の登山道の中でも一番険しく、岩混じりの急斜面となり
事故が時々起きているとのことです。
山慣れた人以外は昇り降りしない方が良いでしょう。

【6号路】は高いお産の中でも人気コースとなりますが
谷沿いの道となります。道は狭い場所もあり岩混じりの場所もありますので
足元には十分注意を払って歩いてください。
この日は【滝行】をされている方もいらっしゃいました。

谷に沿った登山道なのでグネグネと地形に沿って道がつけられているので
思ったよりも歩行距離があり時間がかかりますので午後の遅い時間の入山は控えてください。

【6号路】を登り上げたら山頂にはいかずにそのまま【3号路】へと入ります。
南斜面の明るい道はとても歩きやすかったのですが
冨士道を分けるとグンと下り大きく標高を下げました。
そこからはこちらも人出が少なく静かな山歩きが楽しめます。
本日、3回目の【浄心門】。1号路を進み【男坂】を登るとわずかで【薬王院】に到着。
階段には登らず薬王院裏手の【冨士道】へ入り【3号路】経由で山頂へと向かいました。

2回目の山頂に到着する頃には【富士山】の姿は見えなくなっていました。
朝から歩き詰めで休憩を一切取っていなかったのでここで休憩タイム。
人気のない山頂部の端っこでアルコールバーナーでお湯を沸かして
家から持ってきたおにぎりを食べて まったり過ごしました。

山頂の気温は14時で4℃。うん。寒い。
あまり長居しても身体が冷えてしまうので
ほどほどに休憩を切り上げて下山します。

下山は残る【1号路】で。舗装されている道なので疲れた身体でも楽に下っていけました。
途中、高尾山駅のそばにある【天狗屋】さんで【チーズタルト】をお土産としてお持ち帰り。
チーズの風味と甘さが良いバランスで来る度に買ってしまいます。

これにて【ぐるぐる高尾山ひと筆書き】終了。
歩行距離 17.5㎞
累積高度( ) 957m
累積高度(-) 990m
歩行時間 約5時間30分 
いっぱい歩いた!よいトレーニングになりました。

<<今回のコース>>
稲荷山コース→山頂→5号路→4号路→2号路→琵琶道→病院道→6号路→3号路→山頂→1号路


<<今日の主な装備>>
サロモン Xウルトラ360エッジ
ノースフェイス テルス25
フォレストワードローブ サーマルトレッキングパンツ
サロモン クロスランSS Tシャツ
ミレー ポーラテックグリッドフーディ(好日山荘100周年モデル)
 行動中は袖をまくったり伸ばしたりしながら調整
ファイントラック スキンメッシュT
ミレー ドライナミックボクサー
ブッシュクラフト アルコールバーナー
エバニュー Ti400 NH
SOTO マイクログリッパー
スワニー ウインドストッパーグローブ

フォトギャラリー

11時ごろは富士山も良く見えました。風…強そ…

高尾山口駅からスタートします。

まずは稲荷山コースから。道が広く明るい場所が多い道です。

近年、整備が進み木段木道が増えて歩きやすくなっています。

5号路を渡ると最後の急な階段。稲荷山コースで一番きつい場所。

山頂 1回目。

5号路は北側と南側で森の雰囲気が違います。

5号路を一周して4号路に。斜めに切られた階段…歩きやす…!

4号路の名所【つり橋】

浄心門 この日は4回通りました。

2号路も静かな森でよい。そして人っ子一人いないので本当に静か。

十一丁目茶屋さん横の展望台。下界が良く見えます。

琵琶滝道(病院道) 高尾山の登山コースで一番険しいので山慣れない人は通らない方が良いです。

琵琶滝と病院の分岐。ここまで急で岩混じりが続きます。

病院裏から下山して今度は6号路を登ります。

6号路は泥濘もあるので防水のハイキングブーツがオススメ。

2回目の山頂。午後になり人も減って空には雲が広がってきました

山頂で休憩して下山。途中、お土産にチーズタルト。美味しいのでおススメ。

今日のログ。ぐるぐる高尾山ひと筆書き。歩行距離…。

今日の荷物。これで25Lザックが7割くらい埋まります。ザックを小さくすることも可能ですが出し入れが楽なのです。防寒着とレインジャケットは着ています。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

この記事を見た人は次の記事も見ています

アクセスランキング

横浜西口店 - 登山レポート

同難易度の登山レポート

  • スタートナビ
  • おとな女子登山部