三重・御在所岳マルチピッチクライミング
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2010年09月26日 (日)~2010年09月26日 (日)
- メンバー
- 天候
- ☀
- コースタイム
- 東名阪「四日市IC」から山の湯温泉を目指し、裏道登山口までは約30分
鈴鹿スカイラインは通行止めですが、登山口までは進入可能です。
登山口からは裏道登山道を30分程度で藤内小屋、
小屋からさらに30分程度で岩場へ到達します。
- コース状況
- アプローチは湿った樹林帯が半分、
あとの半分は土石流で堆積した花崗岩?の転がる河原歩きです。
藤内壁直前は少し悪い岩場歩きがあります。
脚に自信のある方はアプローチシューズで充分でしょう。
そうでない方は、登山靴で行かれた方が良いかと思います。
感想コメント
引き続き、御在所岳でのクライミング報告です。
2日目は2~3人ずつのパーティーに別れて御在所岳前尾根をクライミングしました。
私は学生2人とパーティーを組む予定だったのですが、2人とも体調不良となってしまい、他のOBの方と組むことになりました。
朝早く出発し、四日市?の夜景(絶景!)を見下ろしながら取付まで向かったのですが、全6パーティーということで大渋滞・・・
しかし、おかげで朝焼けで真っ赤に染まる前尾根を見ることができました(これまた絶景!)
一緒に登ったOB氏は登攀経験豊富な方ということもあり、私たちは少し難しめのラインを登ったり、Ⅲ級程度の岩場は確保無しで駆け抜けました。
プロテクションはボルトやカム類のほか、ピナクルや木などの「ナチュラルプロテクション」も用い、冬に繋がる良いクライミングになりました。
前尾根も高度感があり、比較的やさしいルートが多く、今回のように晴れていれば初心者でも、非常に快適なクライミングが楽しめます。
前日に引き続き、ほとんど人生初クライミングの学生もいましたが、みんな満面の笑みで登っておりました。いいな~
経験豊富な方と組めたので、私たちのパーティーは簡単なピッチは確保せずに登り、
渋滞しているピッチでは空いている難しめのピッチにトライできました。充実。
ヤグラ下で集合し、ここで各パーティーのクライミングを締めくくった後、御在所岳の山頂を通り、下山となりました。
下山時、午前中はあんなに晴れていたのに小雨模様となりました。
日帰りトレッキング・クライミングでも雨具は必携ですよ!
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。