上ホロ正面壁 三段ルンゼ

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2015年01月26日 (月)~2015年01月26日 (月)
メンバー
天候
曇り後晴
コースタイム
凌雲閣駐車場(90分)三段ルンゼ取り付き(180分)上ホロカメトック山頂上(60分)安政火口(30分)凌雲閣駐車場
コース状況
全体として雪の状態は落ち着いていた。
アプローチは北西稜の第2岩塔を越えてコルからトラバース。
急斜面なので雪崩等、要注意
三段ルンゼは全4ピッチ1P目が核心、おもしろい氷が発達しています。
全体的に残置はほぼなく(もしくは雪に埋まっているので)キャメロット、イボハーケンが有効です。また、1ピッチ目には短めのアイススクリューも有効。
難易度
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感想コメント

すっかり雪も増え、再び上ホロ。
今回は正面壁の右or左クーロアールを予定していましたが視界が悪く気がついたところ北西稜に取り付いていたので、
そのまま正面壁、3段ルンゼへと取り付きました。

1P目にはしっかり氷が発達していて非常にプロテクションが取りづらいピッチでした。
4~5mの滝の抜けが核心、スクリュー2本くらい欲しいなと思いました。
その後そのまま滝を詰め第二、第三と滝を越え、あとは北西稜に合流するのですが、
おもしろそうなラインで小山田さんがロープを伸ばしていき、最終的には稜線に出ました。

頂上からはガスが濃く難儀しましたが無事D尾根へ下降しました、安政火口へ降りてくるとしっかり視界が晴れてきて
まぁこういう日もあるよな~と思いながら下山しました。

次回は正面壁左か右へ辿りつきたいです。

フォトギャラリー

3段ルンゼ3P目

スノーシューでアプローチなにも見えない・・

尾根に取り付くが・・

北西稜を登っていたので3段ルンゼへ

取り付きで準備

1Pなかなかでした

残置もないのでビレイポイントはイボイボで作成

2P目を行く小山田さん

快適な雪と氷のMIX

プロテクションがあまり取れません

頂上へ

読めませんが、上ホロの山頂です

さぁ下山しましょう~なにも見えないですが・・

かみふらの岳を経由して

D尾根を下降しました

降り始めるとガスが切れてきました

薄っすら晴れ間も

登っていた正面壁も見えます

次はもう少し視界があるときに

化物岩も雪がしっかり付いてました。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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