天然ミスト&シャワーを頂いた熊野古道

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投稿者
辻森
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日程
2012年05月21日 (月)~2012年05月21日 (月)
メンバー
フォレオ大津一里山店 加藤   大阪梅田店 小刀禰(コトネ)
天候
曇り時々嵐
コースタイム
★中辺路(なかへち)大雲取コース 7時間 歩行距離15km★
大阪梅田出発(0:30頃) → JR新宮駅着(6:00)
→ 熊野交通バス乗車(7:05) → 小和瀬バス停(8:00) → 円座石(8:25)
→ 楠の久保旅籠跡 → 越前峠(10:40)→ 地蔵茶屋跡 → 舟見峠
→ 那智高原公園(14:45) → 熊野那智大社(15:00)
→ 那智山発 熊野交通バス乗車(15:45頃) → JR新宮駅着(16:45頃)
→ 渡瀬温泉 → 大阪梅田周辺着(22:45)
コース状況
石畳の階段が多かったのですが、降った雨で湿ったり濡れていて少し恐く、
足をところを選びながら歩きました。
アップダウンが激しく、この日は強風が吹いていましたが、杉林に守られて、
そんなに強い風を感じることはほとんどなかったです。
難易度
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感想コメント

大分前からの念願の熊野古道でした。そして念願の那智大滝・那智大社に行くことができました。
今回の大雲取コースは死に別れたものが出合う場所や、怪物・妖怪に出会う逸話が盛り沢山という事ですが、
怪奇現象みたいなものを3つ体験しました。ここ数年で一番驚いたし、一番叫びました(笑)

約4km続く胴切坂では標高差580mの登りが続き、この坂がいつまで続くのか何度も前方を見て確認しました。
世界遺産なので、たくさんの人がいると思ったのですが、距離がとても長く体力のいるコースの為か
すれ違った登山客は日本人1人・外国人2人のみでした。
(那智の大滝と那智大社付近は大勢の観光客がいらっしゃいました)

ガイドブックでは歩行時間は約6時間という事でしたが、レイヤリング調整や、
また天気予報と違って、雨が降ったり止んだり、しかも台風の様な雨風で、
レインウエアを着たり脱いだりした為か時間をおしてしまった様です。

熊野古道のパワーをおおいに感じたのですが、天然ミストを楽しんでいたら、雨がいっぱい降り、
天然シャワーにかわり、癒されに来た私たちなのですが、熊野古道からある意味大歓迎され過ぎ?
という位のパワーを感じる事ができました(笑)
とてもキレイな緑の道で気持ちが良いのですが、景色は変わらず、アップダウンと
長い距離と笑う膝にかなりの疲労感を感じます。
スコールの様になった時は、楽しむしかない!と3人で奇声を上げながら大疲労の中、
スキップしたりダッシュしたり、雨が止むお祈りポーズ(即興)したり、初めての熊野古道なのに、
堪能させてもらったおかげで、全ての熊野古道コースを制覇した気分になりました。

大阪から車を走らせ、帰りもダッシュの温泉入浴と笑った膝のまま5時間の運転と
やや強行的なスケジュールで、雨も降りましたが、山の楽しさを再確認できとても良かったです。

フォトギャラリー

山紫陽花とクレッタルムーセンザックです

住宅を通り抜けます。

昨年の台風のあとです。土砂崩れのあともたくさんありました。

さ!熊野古道っぽくなってきましたよ。

二人静です。目につかなそう場所に咲いていました。

幹も緑になっていて、とてもキレイです。

続く石畳は、こんな感じでコケが生えています。滑らない様に!

こんな感じにね。いつもカメラを向けるとバランス崩してない?

   『 やあ! 』  折れそうな木が道案内。

緑が本当にキレイですね~~♪

熊野の神々が談笑したという「円座石(わろうだいし)」。後ろの岩に熊野三山の本地仏をあらわす梵字があります

雨でも木の下を選んで棒ラーメンを頂きました。人が少ないのと休憩場所が見付からず道脇にて。と思ったら唯一すれ違った3人とここで出会う~

と、休憩した場所のスグ近くにこんな素敵な所が~

胴切坂の苔むしたお地蔵さんです

緑が光っていました!!キレ~ですね~~

苔の生えた切り株から苔のお花です。いくつかありました。かわいいです。

キレイでした。赤い新芽です。

那智高原公園。長~いすべり台がありますよ。雨で濡れてた為、渋々・・渋々・・断念!!

落差133mの那智の大滝と青岸渡寺三重塔 です

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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