沢登り 若狭耳川水系 ウツロ谷~湯ノ花谷

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2012年07月26日 (木)~2012年07月27日 (金)
メンバー
天候
晴れ
コースタイム
1日目 駐車スペース=(5:00)=三国山=(0:45)=明王ノ禿=(0:25)=赤坂山(休憩時間含む)
2日目 赤坂山=(0:15)=湯の花谷入口=(4:05)=林道=(0:05)=駐車スペース(休憩時間含む)
コース状況
ウツロ谷は直登できる滝が連続する楽しい沢です。
花崗岩自体はフリクションがいいですが、流心を外れるとヌメって滑りやすい。

湯ノ花谷はウツロ谷の隣でありながら泥岩や結晶質石灰岩(大理石)と地質が全然異なります。
こちらもヌメりが多いので下降はロープ必携。何箇所か懸垂下降で降りました。
最大の4段45m滝は左岸を大きく高巻出来ます。

どちらの谷も流木・倒木が少しうるさい感じになっています。
林道に駐車スペースあり。
ヒルは見かけませんでした。
難易度
Google Map

より大きな地図で 20120726ウツロ谷 を表示
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感想コメント

沢トレーニングをやってみよう!
と言う事で、初級の沢でルートファインディングをしながらトップを歩いてみました。

が、枝沢が多く、遡行図の二俣を読み間違い、明王ノ禿につめ上がる予定が、三国山のピークへ。
ロープも2箇所出してもらいました。
まだまだですね(^^;

ウツロ谷は若狭の秀渓といわれるだけあって、コンパクトながら直登出来る迫力の滝が次々と現れて楽しませてくれます。

湯ノ花谷は滝の数は少ないですが、下降するのはなかなか緊張します。

どちらの谷も藪漕ぎが無いのでいいですね。

赤坂山からは登山道を下降できますので、どちらの谷も通常1日のコースですが、今回はあえて山中ビバーグをし、下降にも沢を使いました。
登るのと下るのでは感覚が全然違います。
下るほうが緊張を強いられますね。

フォトギャラリー

本日のメイン。あえてシャワー直登!

スタート地点。昨秋、崩壊があったようで荒れています。新しい堰堤も出来ています。

新しい堰堤を越えるところが最初の核心?ハシゴが微妙に短い・・・

最初の10m滝。釜を越えて左側を登りました。

直登出来る滝が・・・

次々現れて・・・

高度感も抜群♪

美しい谷です。

楽しく登っていくと・・・

カエルさんが三つ指をついて迎えてくれました。

逆くの字12m滝。通常滝の右側を登れば残置スリングを使って登れますが、あえて左側を直登。ここではロープを使いました。(中間部にハーケンあり)

何故か三国山へ。尾根に乗るとこんな感じ。

三国山山頂。

明王ノ禿。展望抜群。水晶が見つかるかも?

赤坂山山頂。三国山をバックに。

琵琶湖を見下ろします。霞んでいますが琵琶湖の向こうに伊吹山や鈴鹿の山々も見えます。

湯ノ花谷下降、最大の4段45m滝の落ち口。降りれそうにありません・・・

高巻下降点より4段45m滝最下段15m滝を遠望。

下流に行くにつれて水量も増し、楽しい滝も増えます。

目の前に林道の橋が見えて名残惜しくも終了。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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