後立山縦走-中編【五竜山荘~不帰ノ嶮~天狗山荘】
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2012年09月17日 (月)~2012年09月21日 (金)
- メンバー
- 天候
- 雨、のち曇り。一時晴れ
- コースタイム
- 9月19日
五竜山荘テント場⇒(160分)唐松岳頂上山荘⇒(15分)唐松岳⇒(40分)不帰嶮二峰⇒(200分)天狗山荘 ※歩行時間のみ/415分
- コース状況
- 五竜山荘から白馬方面へ進む途中にある“不帰ノ嶮”ですが岩稜帯の通過となります。
天候によりいろいろな状況が考えられますが、三点確保を中心に、慎重な行動が基本的になります。
ヘルメットは落石にそなえて必要な装備です。
- 難易度
感想コメント
後立山縦走-前編【扇沢~五竜山荘】よりの続き。
不帰ノ嶮が今回の核心部。
名前の感じでは相当恐ろしい状況をイメージしていましたが、岩場としてはかなり整備されている感覚のルートでした。
と言っても、二峰から一峰の通過では滑落・落石におおいに注意でした。
雨の中の通過でしたので、登山靴のグリップ力がドライな状態より確実に低下するので苦労しました。
天狗の大下りは、南側からだと大登り(笑)、テント泊装備も影響してか、すごく長大な登りに感じられ体力は徐々に奪われるので、シャリバテ注意でした。実際かなり歩かされます。
3泊目はテントの一部故障もあり、テント泊をあきらめ天狗山荘さんにお世話になりました。こちらは無料の休憩場もあるので、昼食などで利用する際など利便性ありです。
扇沢からここまで歩いてくると、後立山連峰を貫く感覚を味わえるのがたまらなく嬉しくなってきました。
どっぷり山に浸れる今回の山行は体力的にシンドイですが、気分的には終始高揚しており、体一つで旅する登山の醍醐味を思う存分味わってこれました。
※以後のレポは『後立山縦走-後編』と続きます、よろしければご覧ください。
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