四国 剣山~三嶺山縦走 笹原とアオゾラの別天地
- 投稿者
-
大道 哲哉
グランフロント大阪店
- 日程
- 2012年10月25日 (木)~2012年10月26日 (金)
- メンバー
- 明石大久保店 大道
他2名
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 1日目 :見ノ越(15分 リフト利用)西島(10分)刀掛の松(20分)剣山山頂ヒュッテ(10分)剣山山頂(30分)次郎笈峠(25分)次郎笈(55分)丸石(20分)丸石避難小屋(60分)高ノ瀬(20分)中東山分岐(80分)白髪避難小屋(宿泊地)
2日目 :白髪避難小屋(30分)韮生越(15分)カヤハゲ(65分)三嶺山頂(10分)三嶺ヒュッテ(45分)ダケモミの丘(45分)林道分岐(30分)名頃登山口駐車場
- コース状況
- 剣山~次郎笈
: 特に危険箇所はありません。
次郎笈~丸石
: やや急なザレ場の下りがありますが、概ね良好です。
丸石~高ノ瀬
: 高ノ瀬山手前に岩場があります。足場はしっかりあります。
高ノ瀬~白髪避難小屋
: 大変良好で危険箇所はありません。
白髪避難小屋~韮生越
: 良好
韮生越~カヤハゲ
: 多少のアップダウンはありますが良好です。
カヤハゲ~三嶺山頂
: 山頂直下は鎖場です。三点支持で登れば問題ありません。
三嶺~ダケモミの丘
: やや急な下りなので、スリップ注意です。
ダケモミの丘~林道分岐
: 良好ですがマーキングをしっかり確認してください。
林道分岐~名頃
: 良好
- 難易度
感想コメント
この上ない晴天の下、待望の四国第2の高峰、剣山~三嶺山の縦走に行ってきました。
今回は少し横着をして見ノ越から登山リフトを利用し15分間の空中散歩を楽しみ西島に。
1日目:
西島から程なくして剣山山頂です。広い山頂は木道で覆われていて、やや趣には欠けますが1955mからの眺めは、最高です。
剣山から見える次郎笈(ジロウギュウ)の美しい山容にしばし見とれていました。
次郎笈からは逆に剣山の勇壮も見事でした。
今回は白髪避難小屋付近でのテント泊なので、ゆっくりと宿泊地に向かいました。
途中、丸石~高ノ瀬で迫り来る時間と相談しつつ、若干ペースを上げます。
笹原の稜線は疲れを癒してくれるのには充分すぎるほどの快適さです。
個人的に、目的地が見える笹原の中を歩くのが一番好きです。
16:10に白髪避難小屋に到着。 暗くなるのも早いので早々にテントの設営です。
前日、殆ど寝ていなかったために夕食が終わるやいなや爆睡モードです。
1700m付近の夜はやはり冷え込みます。防寒は万全にしましょう。
2日目:
朝が来る前に、鹿の鳴き声と足音で何度か目を覚ましました。
爆睡しすぎてご来光は見ていませんが、気持ち良すぎる晴天です。
夜の冷え込みもどこへやら… 防寒着はすぐに脱ぎ、薄手のシェルのみで大丈夫でした。
目の前には、これから登る三嶺山がドンと構えています。
少しゆっくりしてから出発し、山頂直下の急登でヒィーヒィー言いながら、10:30に三嶺到着です。
ここから見えた、三嶺ヒュッテはまるで箱庭みたいで、今にも小人達が出てきそうな雰囲気でした。
下山は名頃登山口を目指しました。 数年前に台風の影響で登山道が崩落し所々ルートが変更されています。
要所にマーキングがあるので、見落とさないように注意しましょう。
林道分岐まで下りたら、あとはダラダラと長いフラットな林道を30分程歩きます。
ここが一番疲れるような気がしますが…
今回は見ノ越に1台、名頃にもう1台車を置いていましたので、下山後もバスの時間を気にすることなく楽しめました。
2日間、本当に晴天に恵まれて縦走を満喫できました。
【MEMO】------------------------------------------------------------------------
剣山 見ノ越に駐車場、トイレがあります(無料)
●登山リフトをご利用の場合
平常運転時 夏季限定時間(7/23~8/28)
始発 見ノ越 9:00~16:00(最終) 始発 見ノ越 8:00~17:30(最終)
始発 西島 9:00~16:45(最終) 始発 西島 8:00~17:45(最終)
料金: 片道 1000円 往復 1800円 所要時間:15分
リフトを使わずに歩きで行く場合は、見ノ越から西島まで約50分です。
三嶺山麓の名頃にも無料駐車場。トイレがあります。
三嶺から、いやしの温泉郷に下るルートは地元に人に聞くと、おすすめではないそうです。
(今年、何組か道迷い遭難があったとの事)
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。