石川県 医王山(白兀山) 895m スノーシューハイク
- 投稿者
-
戸田 竜也
アミュプラザみやざき・やま館店
- 日程
- 2013年01月11日 (金)~
- メンバー
- 単独
- 天候
- 快晴
- コースタイム
- 医王山スポーツセンター駐車場→(60分)西尾平→(110分)白兀山山頂→(40分)西尾平→(20分)医王山スポーツセンター駐車場
- コース状況
- 8:00時点の駐車場で積雪30cm、気温-6℃。
医王山スポーツセンターキャンプ場を過ぎてから登山道に入りましたが、積雪のため夏道はほぼ辿れず、尾根を外れないように樹林帯を歩いていきます。樹林帯での歩行はワカンorスノーシューがないと50cm以上埋まります。どちらかが必携です。
西尾平での積雪は深いとこで1mほど。
前山の手前で一旦トラバースし、登りやすいところを適当に登っていきます。ここが最も傾斜がキツい箇所です。
頂上での積雪は1m弱。正午時点で気温-2℃。
- 難易度
感想コメント
帰郷の折に登ってきました。
砺波平野・金沢市街どちらも見渡せる見晴らしのいい山。私は大好きです。
この日は特に冷え込んだようで、登山口(標高423m)で温度計を見て驚きました。
ちょっと薄着すぎたかと後悔しましたが、歩き始めてみれば何のことはない、汗が噴き出してくるわけです。というのも、天気は快晴無風!これがどんなに貴重なことか・・・。
北陸の冬の気候をご存知の方ならおわかりでしょう。超ラッキー。
「けなるいじー」と羨望の声が聞こえてきそうです。
楽に登るなら夕霧峠まで通じている車道(除雪されない道のため走行不可)を歩くのがいいのですが、それではおもしろくないのでキャンプ場を過ぎてからは樹林帯を行きました。
降雪の直後だったのでトレースはかすかに残るのみ。
静かな山。シジュウカラの囀りと圧雪音だけが耳に残ります。
頂上に着いても快晴無風状態は変わらず、澄んだ空気と相まって見晴らしは最高。内灘砂丘に立つ風車まではっきりと見えました。しばらく放心し、昼食をゆっくり取って下山しました。
登山をやってきて、当初の新鮮な感動が失われてもなお、代替しようのない瞬間は心に刻まれるのだと思います。
インフォメーション
・道路は一部アイスバーンなので車で行く場合はスタッドレスもしくはチェーンが必要です。
・駐車場には3~4台停められるスペースがあります。
・荒天の場合、頂上付近ではかなりの強風に晒されます。低山とはいえ無理は禁物です。
・トレースがついていればアイゼンも有効です。
・地元では人気の山です。土日祝日ならトレースの利用が期待できます。
・頂上への急登では、距離・方向感覚を失いがちです。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。