長野県中央アルプス・千畳敷(千畳敷から冬道で稜線まで)
- 投稿者
- 伊藤 博人
- 日程
- 2013年01月30日 (水)~
- メンバー
- 単独
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 千畳敷ホテル(105分)稜線(45分)千畳敷
- コース状況
- 表面は固く締まり中は柔らかな雪
1月28日まで5日間雪が降り続き、好天になって2日目
1月29日の方が風が弱く登山日和だったとホテルに宿泊していた人の話がありました。
風が強く稜線上では大きな雪煙が上がり、その雪煙は麓から見ていてもよくわかりました。
乗越までは夏道と同じく八丁坂を登るルートもあるのですが、過去に雪崩遭難が何件もあり、残雪期などは特に尾根沿いを進む冬ルートを進みます。今回は念のためあえて雪崩を避けれる冬ルートを進んでいます。平らな尾根を進むので時折突風に吹かれますが、ピッケルを差し込みながら一歩一歩確実に進んでください。
稜線に出ると途端に常に強い風に見舞われます。時折強い風がさらに強くなる突風に見舞われますので要注意。
この日はとても風が強く、八丁坂を歩いていた登山者が突風で飛ばされてきた雪の塊にあたったとの情報がありました。
ロープウェーの運休、そしてバス道が雪崩た雪で覆われ撤去に時間を要したりと登山の日程には少し余裕を持った方がいいようです。
- 難易度
感想コメント
風の強さに泣かされた1日でした。
青空が広がり空気も澄みわたる日、でしたがとにかく風が強くロープウェーが始発から運休状態。千畳敷に上がれたのが結局11時になりました。稜線に到達したのが13時。
上がった稜線では周辺の稜線が強い風に巻き上げられた雪で見えなくなるほどでした。
でも上がった稜線から見た南アルプス連峰や富士山は言葉にできない位に美しい姿をしていました。強い風と雪が創る造形も見事!滞在時間は少なかったですが良い登山でした。
装備をしっかりと整え準備をして挑んでください。稜線に上がっただけでも美しい風景が広がります。
岐阜県から来られていた男性の方、ラッセルを変わってもらったり写真を撮っていただいたりどうもありがとうございました。とても助かりました。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。