阿弥陀岳北西稜

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投稿者
小山田 隆博
日程
2013年04月10日 (水)~2013年04月11日 (木)
メンバー
名古屋栄店 小山田
天候
10日:晴れ、11日:曇り
コースタイム
10日 美濃戸山荘(2時間15分)北西稜下部テン場
11日 北西稜下部(1時間)小ピーク(30分)ボルトテラス=1P目取り付き(4時間)摩利支天(10分)阿弥陀岳(1時間)北西稜下部テン場(1時間15分)美濃戸口
コース状況
美濃戸山荘までは車で通行可。美濃戸口から北西稜下部までは樹林帯内の一般登山道だが、概ね積雪に覆われており、下りでは特に軽アイゼンぐらいは必要。上部はまだまだ冬山装備が必要。今回は寒気が入っていたこともあり、かなり寒かった。北西稜へのアプローチは見通しの悪い樹林帯となり、視界が悪い時などは間違いやすいようだ。北西稜は残置支点もそれなりにあるが、古いものもあり全面的に信用は出来ない。登り応えのある好ルート。
難易度
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感想コメント

去年の12月に阿弥陀岳北稜に行って以来、ずっと行きたかったルート。予想通り登り応えのあるルートで楽しい登攀が楽しめた。阿弥陀岳は色々なルートがあって本当に魅力的な山だと思う。

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美濃戸山荘付近はほとんど雪なく、春の装い

ちょと歩くと早くも登山道は雪に覆われ出します。

2時間ほどで正面に大同心が見えてきます。

そして右手の樹林の奥には阿弥陀岳北西稜の岩稜が・・・。

テン場は北西稜下部にダイレクトに取り付ける尾根の末端。登山道脇のこのテープが目印。

時間があったので翌日の偵察。赤岳がきれいに見えました。

北西稜核心部。1ピッチ目の取り付きとなる岩壁基部を確認してテン場に戻りました。

二日目は予想に反して曇り空。視界いまいち

それでも時折気まぐれな青空が覗く

1P目岩壁基部までも侮れない

高度感もあり、慣れてないなら状況によってはアンザイレンしたほうが良いでしょう。

1P目岩壁基部。残置の支点があり。ここからロープつけての登攀を開始。

2P目。登攀中は風も弱く、条件としては悪くありませんでした。

3P目のビレイ点から。時々、ガスが切れて眺望を楽しめました。

最終ピッチ。登攀の写真が少なくて申し訳ありません。

抜ける場所は摩利支天。ここから阿弥陀岳頂上を経由して下山しました。

下りに通った行者小屋まだまだ雪が多いですね~。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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