快晴の白馬岳主稜

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投稿者
小山田 隆博
日程
2013年05月09日 (木)~2013年05月10日 (金)
メンバー
小山田隆博、松林正紘(共に名古屋栄店)
天候
晴れ
コースタイム
5月9日:猿倉(1時間10分)白馬尻(1時間30分)六峰(2時間)C1=四峰付近
5月10日:C1(1時間10分)白馬岳頂上(1時間30分)白馬尻(1時間)猿倉
コース状況
大型連休に多くの入山者がいたようでトレースがはっきり残っており全体的に歩きやすかったです。ただし、四峰までは急な雪壁上に所々シュルンドが空いているし、リッジも細い部分が多いのでしっかりした雪稜技術が必要。頂上直下の雪壁は朝の早い時間に通過したのでダブルアックスとアイゼンの歯が良く効き緊張感のある気持ちよい登攀が出来ました。
 下降の大雪渓は雪質が安定していたので問題なく通過できましたが、デブリの跡が生々しく残っており、状況によっては慎重な判断が必要となると思います。
難易度
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感想コメント

 北アルプスを代表するクラシックルートである白馬岳主稜に行ってきました。快晴無風の素晴らしい天気に恵まれ最高の山行となりました。今度来る時は厳冬期に・・・と密かに思いながら細いリッジと急な雪壁を登りきりました。

フォトギャラリー

出発地点の猿倉駐車場。主稜が目の前でやる気が湧き出てきます

白馬尻。右手の急な尾根から主稜に取り付きます。

下部は斜面に亀裂が入り大きなシュルンドとなっているところも。

六峰を越えたあたりから高度感もまし、リッジも細くなります。

次第に近づく主稜線。

うねるリッジがカッコイイ。

テントサイトは四峰付近。風も無く快適でした。

テン場はロケーションも最高。登高中常に視界に入っていた杓子岳の威容。

二日目も快晴のスタート

頂上目指して堅い雪壁にアイゼンを蹴り込んでいきます。

頂上直下の雪壁がハイライト。

高度感のある急な雪壁。確実なアイゼン・アックスさばきが要求されます

雪壁を登り切ると頂上は目の前。

頂上からは素晴らしい展望を丹のしました。

下りは大雪渓。

大雪渓下部にはデブリが堆積していました。雪崩の危険性もあるので下降には細心の注意が必要です。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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