残雪の北穂高岳
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2013年06月03日 (月)~2013年06月04日 (火)
- メンバー
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 6/3 上高地(50分)明神(45分)徳沢(60分)横尾(55分)本谷橋(120分)涸沢ヒュッテ
6/4 涸沢ヒュッテ(150分)北穂高山頂(95分)涸沢ヒュッテ(45分)本谷橋(50分)
横尾(55分)徳沢(40)明神(35)上高地
- コース状況
- ☆本谷橋から先に雪が出てきてアイゼンを付けるか迷いますが、ちょっと行くと雪が無い夏道を通ることになるので、ここでアイゼンを付けない方が良いです。
雪がグズグズになる日中は涸沢ヒュッテまでアイゼン無しで行けます。
☆北穂へのルートは雪が日に日に解けて変わり行くので、涸沢ヒュッテか涸沢小屋で確認して下さい。先人の足跡を辿れば行けますが、危ない方に行ってる足跡もあるので間違わないように気をつけて下さい。
また、アイゼン、ピッケルは必須。
☆上高地~横尾まで花のラッシュです。二輪草のお花畑がスゴイ!他に、エゾムラサキやイワカガミ、上高地はコナシの花が満開でした。(^ー^)
☆気温は上高地の朝5時で5度。横尾9時で20度。涸沢13時で15度。朝4時-5度(テント内)くらいです。ダウンジャケットorフリース必須。日中は暑いので薄手の長袖シャツが◎
- 難易度
感想コメント
弾丸で行ってきました。
6/2の夜、新宿発のさわやか信州号の3列シートで上高地入り。朝5時半に上高地に着きました。
久々のテント+アイゼン・ピッケル入りの重たいザックに悪戦苦闘しながら涸沢へ。
残雪の涸沢サイコーでした。青すぎる空に白の穂高連峰、、、どこを切り取っても絵になるなーって感じです。 それにしても梅雨なのに!超ラッキーでした!
北穂高へは朝5時に出発。気温-5度。雪がまだ締まっていてアイゼンが効きます。ルートは昨日ヒュッテで確認しましたが、足跡がいっぱいあるので、比較的新しそうなものを選んでついて行く事に。しかし途中でかなりの急斜面地帯に突入しそうになったので、トラバースして他の足跡を追跡しました。汗
途中から日が出てかなり暑くなります。着ていたレインウェアとダウンJKTを脱ぎ長袖シャツ1枚で充分。日差しが強烈なので日焼けには要注意!
雪も腐ってくるので、ズルッと滑らないように注意です。北穂の直下は急斜面でかなり高度感があります。ピッケルを深く差して確保します。
北穂の南峰と北峰の間のコルに突き上げるように登り詰め夏道を登れば北穂頂上!槍ヶ岳や笠ヶ岳、遠く富士山まで見えました。
下りが怖かったです、、、。クライムダウンで下りました。左手は雪の斜面に置くのでグローブが濡れて手がかじかんでしまいました。でも毛糸のグローブを持っていたのでチェンジ。持ってって良かったー。
下りに結構時間がかかってしまいましたが、今日中にバスで帰りたいのと、お風呂に入りたいので猛ダッシュで上高地へ。小梨平のキャンプ場でお風呂に入りました。500円也。
それにしても時間的余裕が全く無かったです。16時のさわしんで帰るなら朝4時には出発した方がいいですね。
綺麗さっぱりになっておやきを買って16時の新宿行きさわやか信州号で帰宅しました。
充実した山行でした。今度は雪の無い時期にも行ってみたいです。
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