大冒険 槍・穂高連邦縦走②

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投稿者
あやや(おとな女子登山部)
日程
2013年09月18日 (水)~2013年09月21日 (土)
メンバー
岡山ビブレ店:森松、グランフロント大阪店:辻森、中本 神戸本店:善本
天候
晴天
コースタイム
1日目:上高地バスターミナル(5)河童橋(30)明神(40)徳沢(60)横尾(45)一ノ俣(60)槍沢ロッジ(150)天狗原分岐(120)殺生ヒュッテ テント泊

2日目:殺生ヒュッテ(35)槍ヶ岳山荘(20)槍ヶ岳頂上(10)槍ヶ岳山荘(40)飛騨乗越(15)
大喰岳(30)中岳(60)南岳小屋(270)北穂高岳(15)南稜 テント泊

3日目:南峰(120)涸沢岳(20)穂高岳山荘(45)奥穂高岳(90)紀美子平(15)前穂高岳(120)岳沢小屋(120)上高地
コース状況
今回は、無風でとてもコンディションとしては良かったです。
岩登りの際は素手で岩をつかみましょう。
また、落石に注意です。

槍・穂高連峰のうち、北穂高岳から溜沢岳・屏風岩、前穂高岳(北尾根から吊尾根)一帯、西穂高岳から奥穂高岳、北穂高岳から南岳(大キレツト)、北鎌尾根・東鎌尾根の区域は、「山岳ヘルメット着用推奨山域」に指定されています。持っていくことを強くお勧めします。
難易度
Google Map

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感想コメント

個人的には、飛騨泣きよりもA沢のコル付近が一番怖いと感じました。
しかしながら、岩はしっかりとしており掴みやすいです。
北穂高小屋に着いた時の安心感といったらなかったです。

この日辿ってきた道程を見返すと、感動でした。
人って凄い。

3日目
朝から、またも大キレット並みの岩場を経て奥穂高岳を目指します。
登り詰めた山頂では皆のテンション最高潮♪
続く吊り尾根は、比較的歩きやすいのですが、緊張感が解けるのか
事故多発地域です。

紀美子平でザックをデポして、前穂高の頂上へ。
地味に危ないので交互に道を譲り、決して気を抜いてはいけません。

下って紀美子平から岳沢までの「重太郎新道」へ。
ここは特に中間地点の岳沢パノラマまでが傾斜のキツい下りで、足の裏に堪えます。
靴にインソール(スーパーフィート)を入れていたので、まだマシだったのですが・・・。

何とかこらえて岳沢小屋まで行きました。
本来の予定だとここで泊まるのですが、微妙に小屋とテント場の距離があるので
結局あと2時間頑張るということで一気に下りました。

本日の行動時間は12時間。ようやりました!


総括
今回は、テント泊だったのでいかに荷物を減らすかがキーでした。

ザックは女性陣50~60L。
(※男性陣は75~85L。)
当然、食料はオールフリーズドライ。
服装も着替えを必要最低限にするためウールにしました。
寝袋はイスカのエアー450でシュラフカバーなしです。
水の相場は1L200円。3日間晴天が続いたため、消費量がいつも以上に多くなりました。
非常食を含めた行動食は、小さくてカロリーの高いクリフバー等を用意。
小屋でも割高ですが売っているので、ここはもう少しカットできたかなと思いました。
多少重たいですが、アミノ酸入りのジェルは有用です。

本当に天気に恵まれたため、寒い思いをせずに済みましたが
(※ちなみに殺生ヒュッテで夕方の気温は7度でした。)
9月のアルプスは朝晩はかなり冷え込みますので、十分な防寒対策を取ることをお勧めします。

フォトギャラリー

北穂高小屋でようやくホッとできました

小屋の晩御飯、豚の生姜焼き

朝イチからこんなん

最低コル

ミュージカル調?!のテンション

重たい荷物ありがとうございます

涸沢岳

北穂高山頂

紀美子平から前穂へ

前穂高頂上

あとは下り

岳沢パノラマから

秋の兆し

岳沢小屋で一息

小さなハイカー

お疲れ様でした!

おまけ①名物の朴葉(ほおば)味噌の定食

おまけ②飛騨高山観光

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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