１月の犬ヶ岳～英彦山縦走（福岡県豊前市・添田町）

投稿者: 好日山荘スタッフ

日程: 2014年01月09日 (木)～2014年01月10日 (金)

メンバー

天候: ９日　晴れのち曇り　１０日　雪

コースタイム: ９日　求菩提資料館前バス停（１５分）犬ヶ岳登山口（ウグイス谷コース）（５５分）林道出会（４０分）笈吊峠（６０分）犬ヶ岳山頂（三ノ岳）（３０分）大竿峠（２０分）一ノ岳（１３０分）野峠
１０日　野峠（７０分）豊前坊（６０分）英彦山北岳山頂（２５分）中岳山頂（５５分）奉幣殿（１０分）神宮下バス停　＊歩行時間のみ

コース状況: １日目・・・笈吊峠の笈吊岩の２０ｍ鎖場の上りは、岩が凍結して危険でしたので回避。今回は迂回路を使用しました。迂回路も急な登りです。アイゼンは１０本以上がおススメです。犬ヶ岳山頂エリアの積雪は３０センチ程度でしたが、雪がゆるんだところは、足をとられ歩きにくかったです。ワカンは使用しませんでした。一ノ岳から野峠までの区間は、細い尾根歩きでした。風の影響を受けやすく肌寒く感じました。途中に２カ所の鎖場があります。今回は凍結していませんでしたが、凍ったり、雪が積もったりしていると難易度はアップします。水場は二箇所、ウグイス谷コースの登山道左わきと、笈吊峠手前にて沢水を確保できます。笈吊峠から野峠までには水場はありませんでした。
２日目・・・英彦山北岳の上りは、石段が見えないほど雪が積もり、ほぼ凍結していました。溶岩壁付近は、急な区間ですので、１０本以上のアイゼンがおススメです。下りで使用する際は、滑落に十分注意して下さい。この日の状況では、ピッケルの必要性を感じました。

難易度

感想コメント

　英彦山山地の東の主峰、ビュートの犬ヶ岳から西の英彦山まで縦走してきました。公共交通機関をうまく使うと福岡市内から約３時間弱で犬ヶ岳登山口に着きます。１日目は野峠でビバークし、２日目は雪深い英彦山へ。下山後は、英彦山山麓の温泉「しゃくなげ荘」へ直行しました。２日間とも冷え込みが厳しかったですが、幸い天候に恵まれ、計画通り歩くことが出来ました。この山域は、福岡でも雪が多いエリアですので、今後の降雪の状況にもよりますが、しっかりした雪山装備で挑んで下さい。