北アルプス 大渚山(おおなぎやま) 1450M付近 BC SKI 上手くいかない編 その壱
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2014年01月20日 (月)~2014年01月20日 (月)
- メンバー
- 天候
- 曇り
- コースタイム
- 大草連集落(200)1450M付近(120)大草連集落
- コース状況
- 大草連集落で120cmの積雪 湿雪・深雪
センター100mmオーバーのFATSkiを履いて膝までのラッセルが強いられる。
途中よりしっかりとしたトレースが現れる。
- 難易度
感想コメント
地元のBC(バックカントリー)フリークに人気のある小谷村 雨飾山方面・大渚山(おおなぎやま)1566Mにパウダーを求めて入山しました。
駐車スペースは大草連集落の除雪終了地点です。
雪深い小谷村では車にチェーンを巻き、細いつづらが続く村道を細心の注意で運転し、初めてのロケーションでは、スタート前に時間がかかってしまいました。アプローチには4WD車がおすすめです。
擦った揉んだを繰り返し、予定より1時間ほど遅れて大草連を出発。
トレースがなく、センター100mmオーバーのFATSkiで膝下ラッセルを強いられる。
ブナ林をしばらくラッセルで登ると、新しくしっかりとしたとレースが現れ、トレースに乗り高度を稼ぐ。
ラッセル時と違い、歩行速度も上がり出発の遅れを取り戻すかの様に思われた。
出発時刻はAM10:40、3時間過で山頂付近の予定であったが、PM2:00の時点で1450M付近。
予想よりトレースが山を回り込み時間が掛かり過ぎてしまった。山頂が見え隠れするがTimeUpである。
シールを外し、いよいよパウダーを滑走!と思いきや全然Skiが走ってくれない。雪が重すぎるのだ。
スキートップを真下に向けスピードを乗せようとするが、テレマークターンではすぐに失速してしまう。
パウダー向きのFATSkiでも重くて深い雪にスキートップが浮いてこない。
ツリーランで滑り下るも、当初の滑走ルートではないため、GPSで現在地を確認しながらなの滑走では時間がかかる。
後半、登りのトレースに入り込みレール滑走のジェットコースターで大草連集落に戻る。
今回は、スタート時間が狂った事、トレースが予想より遠回りだった事、湿雪・深雪でSkiに適さなかった事など反省点も多く、今ひとつ不完全燃焼なバックカントリーでした。
チャンスがあればリベンジしたい!!
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