キャンプで使うテント・タープ紹介

スタッフの
キャンピングスタイル紹介
Vol.2 テント・タープ

好日山荘 キャンピングリサーチトリアス店 井上

好日山荘スタッフ 井上

Q.キャンピングスタイルを教えてください

A.キャンピングスタイルは年齢とともに変わり今はソロキャンプを満喫!

以前は家族でワンボックスカーにキャンプ用品をたっぷりと積み込み、九州久住、阿蘇のキャンプ場をあちこち回っていました。

子供が中学生になってからは急に付いて来なくなり、現在はソロキャンプをしています。

テントも居住性の良いロッジ型テントからコンパクト収納のドーム型テント+タープになり、快適さと設営の手間を省くためロッジドームになり、現在はソロキャンプでコンパクトなアメニティドームSを使っています。

リビングスペースがアメニティドームSでは少し小さいのでレクタタープにメッシュツエルトを組み合わせることも検討中です。

実際にキャンプ場では年配の方のソロキャンプは大きめで床の無いシェルターにキャンプ道具をレイアウトし、ランタンはちょっと明るさを抑えたルミエールランタンかノクターン、食事はネイチャーストーブで一人焼肉とお好みのお酒、夜はコットで就寝し、朝はホットサンドと入れたてのコーヒーを楽しむスタイルの方が多いようです。

Q.テントやタープの選び方を教えてください

A.まずはタイプごとの長所を知ると選びやすくなります!

【テント】

テントの形は多様化しており「ドーム型」、「ロッジ型」、「ロッジドーム型」、「モノポール型」テントなどさまざまです。

それぞれに長所と短所がありますが
■ドーム型:コンパクトさと低価格で初めてキャンプをされる方にお勧めです。基本はタープも組み合わせて使います。
■ロッジドーム型:タープを張る手間を省け、より快適な空間を持っているタイプです。少し高価ですがサイトにも収まりやすくよく売れています。
■ロッジ型:かさ張り重量も重いのですが生地も厚くしっかりしているので長期のキャンプやグループキャンプに人気のテントです。

基本のドームテントではコールマンは天井が高く開放感のある空間が特徴です。
スノーピークは天井が少し低いのですが風に対して強いのが特徴です。
テントの強度としてはポールの本数が多くポールがクロスした部分が多いほど強くなりますが金額も比例して高くなります。

【タープ】

日よけのタープは「ヘキサタイプ」、「レクタタイプ」、「スクリーンタイプ」があり、

■ヘキサタイプ:ポールが2本で風を受け流すタイプ。
■レクタタイプ:付属のポールが多く、ポールを抜いてタープを下げることで日光や雨風の吹込みを遮ったり応用範囲の広いタイプ。
■スクリーンタイプ:夏の嫌な虫を防いだり、冬の冷たい風を防いでくれます。

【お手入れについて】

テント、タープの寿命はお手入れ次第で変わってきます。
基本は埃を落とし乾燥させて保管すれば大丈夫です。
雨でぬれたまま撤収した場合はベランダなどに広げて乾燥させてください。
濡れたまま1か月も置くとカビが発生したり撥水効果が極端に悪くなりますので十分にご注意ください。

Q.あると便利なキャンプアイテムやポイントを教えてください

A.テント内の結露は仕組みをしっかり理解すれば工夫で防げます

用意しておくと良いものをいくつかご紹介します。
・スノーピークのペグ・ソリッドステーク30を10本、40を4本程度
・スノーピークのウイングポール280、240を1本ずつ(風対策として)
・ヘッドランプ(夜のトイレやもしもの時の為に)
・焚火テーブル(熱にも強く使いやすいサイドテーブル)
・ちょっと腰かけるコンパクトチェア
・ゆっくり腰かけるハイバックチェア
・レザーマンツール(固く締まったロープをほどいたり)
・防水の靴(アプローチシューズやゴム長靴など)
・革手袋(けが防止)

テント・タープのワンポイントアドバイスとしては
ピンと張っていれば耐水圧がよくなり雨漏りなどはほとんどありませんが、
湿度の高い日、気温が低い日には芝生からの湿気や人間の呼吸した湿気が
夜の間に気温が下がることでフライシートの内側で結露し
雨が染みたように次から次に水滴として垂れてきます。

これを緩和するには小型の扇風機でテント内の空気を循環させたり、
シールドルーフなどの生地をかぶせて急激な温度変化を和らげるなどの工夫が必要です。

一度結露すると拭いても拭いても止まりません、テントはインナーが濡れないようにフライシートとの空間をしっかり取り、翌朝、日が昇ってから乾燥させてください。

キャンピングリサーチ

キャンピングリサーチ 西宮山口店

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