山の辞典 : さ行

整置(せいち)

地図は通常真北を上辺として画かれている。日本国内において、コンパスが指し示す磁北は真北からおよそ5度から9殿程度西側にずれている。整置するとは、コンパスが指し示す磁北と、あらかじめ地図に書き込んだ磁北線を合わせるように地図自体を水平に回転させる事をいう。この作業により、目の前の風景と地図に画かれている地形や構造物が一致するはずである。