山の辞典 : さ行

雪渓(せっけい)

北アルプス、中央アルプス、南アルプスなどの高山や日本海側気象の影響を強く受ける山岳地帯において、大量の雪が風下側に吹き溜まり、あるいは谷には雪崩などにより大量に積もり、夏まで消えずに残るものをいう。消えきらずに越年するものを万年雪ともいうが、2012年雪氷学会において、立山エリアにある三つの大きな雪渓が氷河であると発表された。(三の窓雪渓、小窓雪渓、御前沢雪渓)