伝説の残る山 明神ヶ岳 / 京都西山
- 投稿者
-
上田 哲也
グランフロント大阪店
- 日程
- 2014年04月28日 (月)~2014年04月28日 (月)
- メンバー
- 北大路ビブレ店:上田
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 中畑回転場・バス停~15分~万寿峠~50分~明神ヶ岳(523.5m)~30分~昇尾峠~20分~県境分岐~60分~穴太善峰巡礼古道
- コース状況
- 明神ヶ岳の登山道と県境の登山道の分岐には特に目印がないため、GPSで場所の確認をした方が安心です。
県境の登山道から穴太善峰巡礼古道へ下る道は、地形図上に破線で描かれていますが、非常に通過困難な場所が多いです。目印もありません。
上寒谷から万寿峠への道が6月まで通行止になっています
水場:なし
WC:なし
- 難易度
感想コメント
京都と大阪の県境にある蹴裂伝説の残る山、明神ヶ岳へ行ってみました。
「太古の昔、亀岡盆地が大きな湖だった頃、出雲神話で有名な大国主命が明神ヶ岳の山頂に神々を集め保津川を切り開いて京都盆地へ湖の水を流し、大きな平野を造って町や村を建設しようと相談した」というのが伝承。
亀岡には同じような伝承が沢山あるようですが、実際に数十万年前の亀岡盆地は標高300m付近まで湖だったそうです。
万寿峠の登山口から入山し歩きやすい登山道をテクテク進んで行くと、右手に大きな穴がぽっかり、少し先にも間伐材で蓋をした旧坑があり、マンガン鉱を採掘していた跡のようでした。ゆるやかなアップダウンを繰り返して進んでいくと、約50分で明神ヶ岳の山頂に到着。神々が集ったという山頂は広々としていました。
山頂を出てから一旦は昇尾峠に降りたものの、ずっと以前に地元の人に教わった裏ルートの探索のため再び登り返し、県境登山道を鉄塔近くで発見。そのまま尾根道を北上して、穴太善峰巡礼古道へ。結構歩きやすい道で、目印のピンクのリボンが沢山付いているので分かりやすく安心しました。尾根道から地形図上に破線で描かれている谷道へ出ましたが、目印もなく非常に荒れていて通過困難な場所が多かったです。
明神ヶ岳の登山道だけなら初心者向きコース、巡礼古道に行くなら経験者向けコースです。
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。