槍ヶ岳 新穂高~

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2014年07月28日 (月)~2014年07月29日 (火)
メンバー
天候
コースタイム
新穂高温泉(100分)→白出沢出合(150分)→槍平小屋(210分)→千丈乗越(100分)→槍ヶ岳往復(50分)→槍ヶ岳山荘
槍ヶ岳山荘(150分)→南岳(200分)→槍平小屋(200分)→新穂高温泉
コース状況
難易度
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感想コメント

夏休みは平日でも登山者が多く、早朝4時で新穂高温泉の登山者用駐車場は車がいっぱいでした。
人気の上高地方面に比べると人は少なく、自然を楽しみながら槍まで向かえました。
早朝5時、登山届を提出し出発。1時間半ほど林道を歩き、槍平小屋までは沢沿いを歩きます。気温15℃、沢の音が暑さを和らげてくれます。
槍平小屋では冷たい湧水が汲めます。ここから槍ヶ岳山荘まで給水できる場所がないので充分に飲み水があるか確認。ハイドレーションの水を入れ替え、また歩き出します。
槍平小屋まではアップダウンも少なく歩きやすい登山道なのですが、その先が長い登りに入ります。両脇にはたくさんの高山植物が咲き、まるでお花畑を歩いているようなのですが、足元は石がゴロゴロ…ガレ場歩きはツライです。ゆっくりでも足を止めずに進みます。
この時点で空は雲に覆われ、気分もどんよりしていたのですが、乗越まであがると大きな槍を確認!テン場に荷物を置き、槍ヶ岳山荘で受付を終えると、青空が広がり、あっちもこっちもいい景色♪9時間登った疲れはどこへやら、大はしゃぎ(でも慎重に)で槍に飛びつきました。
3年前あたりから北アルプスでのヘルメット着用がマナーとなってきてはいますが、ここでは半々。小屋にも貸出があるので、おおげさと思わず使ってくださいね。
岩肌をよじよじ、梯子をがしがし登り、登頂。夏休みなので渋滞を覚悟していましたが、山頂には8名ほどしかいませんでした。写真を撮り、ゆっくりと景色を眺め、慎重に下りました。
小屋のまわりをヒナを連れた雷鳥が走り回っています。本当に警戒心がない~
翌日の出発が速かったので、夜7時には就寝。この夜は星が素晴らしかったようです。
3時起床、他の登山客も出発の準備をしています。早いですね。
4時出発、真っ暗な槍にヘッドライトの明かりが点々と動いています。私たちは縦走路、大喰岳へ向かいご来光を待ちます。日の出は4時50分頃。紅く地平線を染め、山々を染めていきます。贅沢にゆっくりと堪能し、ライトをしまって南岳へ向けて歩き出します。先には穂高連峰が…かっこいいですね~
穂高と笠ヶ岳を眺め、のんびり写真を撮りながら下山。南沢までの下りは急で足場も悪く何度も滑りヒヤリとしました(タイツもやぶけました…)。槍平小屋まで下りれば、あとは沢沿い、危険な箇所はありません。
梅雨明け快晴、とても気持ちのいい山行になりました♪

フォトギャラリー

南岳から見る槍

早朝5時登山届を出して出発

沢の音を聞きながら~気持ちがいい♪

手作りくま看板、給水は槍平小屋で

お花がいーっぱい!

霧で真っ白になってしまった。千丈乗越の方が行程は長いけど景色がいいです。

テント場の奥に槍を確認!しかしガスガス…景色悪いかも

槍ヶ岳山荘で受付を終えると青空!

や~ったぁ~\(^o^)/

岩と梯子、直登!

山頂です

翌朝、大喰岳でご来光

表銀座方面から日の出

雪渓もキレイなオレンジに★

南岳、その先に穂高連峰

南岳山荘と穂高連峰

穂高

笠ヶ岳

南沢まで下ります

次は2泊で来たい。お疲れさまでした(*^^*)

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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