槍・穂高連峰を眺める百名山、常念岳

このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2014年09月16日 (火)~2014年09月18日 (木)
メンバー
天候
晴れ
コースタイム
○一日目
三股→(20分)→三股分岐→(130分)→まめうちだいら→(200分)→
蝶ヶ岳(2677m)→(5分)→蝶ヶ岳ヒュッテ(テント泊)
○二日目
蝶ヶ岳ヒュッテ→(30分)→2625mピーク→(30分)→蝶槍→(70分)→2592mピーク
→(90分)→2512mピーク→(110分)→常念岳(2857m)→(60分)→常念小屋(テント泊)
○三日目
常念小屋→(60分)→胸突八丁→(100分)→王滝ベンチ→(40分)→ヒエ平登山口
※同行者が初のアルプス登山だったので慣れない山道に少し時間がかかっていますが、
 経験者の方なら山と高原地図のコースタイムで可能だと思います。
コース状況
○一日目
蝶ヶ岳ヒュッテまで特に危険箇所はありません。
ヒュッテに到着するまでひたすらに樹林帯の中を歩きます。
時折安曇野の町が見えて疲れを癒してくれます。
○二日目
蝶槍を越えると樹林帯の中に入ります。
樹林帯の2591mピークを越えると常念岳への登りつきになり、
樹林帯から一変、岩場へと変わります。
常念岳の登りつきは急登で、山頂付近の一部は三点支持を保ちながら
登りましょう。
トレッキングポールは常念岳の登りつきから直してしまいましょう。
山頂~常念小屋までは浮石、ガレ場の多い下り坂です。
足を滑らさないように気をつけて下りましょう。
特に危険箇所はないですが、常念岳山頂付近は足元に注意しながら歩きましょう。
また、一部の樹林帯以外は稜線歩きになるので休憩する際には防風着又は防寒着を着用した方が良いです。
天気がよければ槍・穂高連峰を横目に見ながら稜線歩きが出来る最高のコースです。
初日の疲れも吹っ飛びます!
○三日目
胸突八丁は不安定な丸太の階段の急登が連続します。
道幅も細いので注意しましょう。
谷側はガードレールがありすので気をつけて歩けば問題ありません。
胸突八丁以降は沢伝いに下ります。
雨天時は増水の恐れがありますので別のエスケープルートも確認しておきましょう。
王滝ベンチを越えるとゆるやかに高度を落として登山口につきます。
○小屋情報
・蝶ヶ岳ヒュッテ
テント泊:1人700円/泊
水:200円/L
・常念小屋
テント泊:1人700円/泊
水:200円/L
○その他
ヒエ平登山口~三股駐車場まではタクシーを利用します。
料金は約7000円です。
常念小屋からタクシー(安曇野観光タクシー)予約可能です。(通話料金かかります)
下山予定時刻を遅れても待っててくれますので焦らず下山しましょう。
また、日中の山頂気温は15度程度、夜間時は5度程度とかなり冷え込み始めていますので
小屋泊でも防寒着はしっかり準備しましょう。
アンダーウェアはメリノウール必須です。
難易度
Google Map

より大きな地図で 常念岳 を表示
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

遅れながら今年初めてのアルプス!そして百名山!テント泊!
約一年ぶりのテント泊でかなり重く感じました。
同行者も初のアルプスということで、北アルプスの名峰、槍・穂高連峰を眺めながらの
贅沢稜線漫歩コースを選択しました。
テント装備の重さでペースが上がらず時間がかかってしまいましたが、
蝶ヶ岳からの眺めは360度の大展望が広がっていました!
圧巻なのは槍・穂高連峰!こんなに迫力ある槍・穂高連峰を見れるのはこのコースだけだと思います。
蝶ヶ岳から常念小屋までは一部樹林帯を除き、常に槍・穂高連峰を眺めながらの稜線歩き!贅沢すぎます☆
夜は寒かったですが、星空が一面広がる景色で、自然の美しさに終始圧倒されていました。
3日間雨も降ることなく最高の天気に恵まれた登山でした!

フォトギャラリー

蝶ヶ岳ヒュッテにて。左は槍・穂高連峰、右は常念岳の大展望!!

三股駐車場から出発!快晴です。

ゴジラの木。かわいい。

まめうちだいら。山頂まで約半分!

快晴すぎます。気持ちいい!

蝶ヶ岳ヒュッテ着☆翌日の目標である常念岳。立派すぎる。

天の川も見れるほどの一面の星空!

翌朝の槍・穂高連峰。最高の景色です。

富士山も見えました。

迫力ある焼岳

乗鞍、御嶽山もくっきり!

蝶ヶ岳山頂から、恒例の槍のポーズ!!

常念岳への道中、もうすぐ紅葉の訪れです。

常念岳の登りつき。岩場を慎重に通ります。

百名山、常念岳(2857m)登頂!

浮石に注意して下ります。常念小屋、大天井岳が見えます。

3日目。安曇野方面の雲海。

胸突八丁。丸太の急坂です。

王滝ベンチ。登山道に川が流れています。

無事下山しました。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

この記事を見た人は次の記事も見ています

アクセスランキング

同難易度の登山レポート

  • スタートナビ
  • おとな女子登山部