秋の入口 涸沢を拠点に北~奥穂高岳①

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2014年09月16日 (火)~2014年09月18日 (木)
メンバー
天候
晴れ時々曇り
コースタイム
1日目:上高地バスターミナル(60分)明神館(40分)徳澤園(50分)横尾(60分)本谷橋(120分)涸沢テント場
2日目:テント場(200分)北穂高岳山頂(150分)涸沢岳山頂(15分)穂高岳山荘(40分)奥穂高岳山頂(45分)穂高岳山荘(110分)涸沢テント場
3日目:テント場(65分)本谷橋(45分)横尾(35分)徳沢園(50分)明神館(55分)上高地バスターミナル
コース状況
涸沢から横尾まではアップダウンほとんどない砂利道です。横尾以降も涸沢まで大きな起伏はありませんが、長~いので荷物が重いと疲れます(笑)。
涸沢⇒北穂高岳⇒涸沢岳間はハードなクサリ場や岩場が多く、濡れていなくても注意が必要です。
難易度
Google Map

より大きな地図で 20140916~18涸沢 を表示
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感想コメント

初の涸沢、そして初のテントしかも2泊で、準備の段階で緊張とワクワクがいっぱいでした。

今年の夏、北アルプスは雨が多く、予報でも後半は雨予報でしたがしっかりと準備をして挑んだところ、ほぼずっと晴れていました。日焼けするほどに。

テントで過ごす夜は、慣れない物音にビビって何度も目が覚めましたが、別天地と呼ぶにふさわしい景色は時間の流れによって気温や色、空気がどんどん変わり、美しさに何度も溜め息がもれました。

個人的にこの山行の山場は北穂高岳~涸沢岳間のスリリングな登山道です。
今まで感じたことのない高度感に足だけでなく全身がすくみ、次の一手を決めて踏み出すまでの時間を多く要し、大幅にコースタイムをオーバーしました。
もちろん怖さはありましたが、しっかりと慎重に確かめながら進み、震えないようエネルギーを蓄えながら向かったので、引き返すことにはなりませんでした。
大げさかもしれませんが、今回はとくに仲間に励まされ、自分を信じ、安全第一でこそ成しえた山行だと感じています。

そして上高地に始まり、涸沢カールが見せてくれた自然の感動を多くのひとに見てほしいです。
穂高の山々はその山容から想像したとおりの、厳しく気高く大きな存在でした。

フォトギャラリー

快晴の中出発!

河童橋には観光客がいっぱい。

平坦な道が続きます。徳沢園のソフトクリームは濃厚でオススメです。

横尾を過ぎるといよいよ登山道らしくなっていきます。

太陽は暑くてまぶしいですが、空気は澄んでいて休憩のたびに寒くなります。

北穂高岳の雄々しい姿が見えてきました。

長くきつい登りが始まります。

やっとカールが!

晴れたり曇ったりころころ。

テント場に到着!設営をしてから受付にいきます。

初めてのテント泊にわくわく!陽が暮れて風が冷たくなってきました。

鶏の白湯鍋で身体を温めて、おやすみなさい。。

涸沢カールに青い朝がやってきました。

昨日の鍋をおじやにして、エネルギーをつけます。縦走に出発!

少しのぼると眼下にテント場が小さく。

前方をゆく登山者達がクサリ場に。緊張してきた~

けっこうな斜度があります。が、あとはきをつけながら登り進めれば・・・

北穂高岳山頂!360度のパノラマ絶景です!

上から覗き込む大キレット・・・

山荘で購入。②へ続きます。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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