九州の山を走る⑩~第13回霧島登山マラソン

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2014年11月03日 (月)~2014年11月03日 (月)
メンバー
天候
晴れ
コースタイム
皇子原公園(30分)矢岳登山口(65分)高千穂河原(45分)高千穂峰(8分)稜線からの下降点(50分)皇子原公園への林道(25分)皇子原公園
コース状況
 舗装された道(ロード)の率35%くらい、トレイル率65%くらいでしょうか。前回(10月15日)途中を試走したのでおおよそのイメージは出来ていましたが、想像、期待以上に素晴らしいコース、トレイルでした。

 皇子原公園(おうじばるこうえん)からしばらくはロードを登ります。林道で徐々に道は狭くなり、矢岳登山口からトレイルへ。紅葉の始まった樹林を気持ちよく進みます。木々が薄くなり上空が見通せるようになったら高千穂河原は近い。高千穂河原にエイドステーションが設けられ、そうめん、黒糖、わらび餅(ねったぼ、という芋餅だそうな)などがボランティアの方々により振る舞われており、レース中であることを忘れていただきました♪

 高千穂河原から山頂までは火山礫(足が埋もれて前に進まない)→岩稜帯の急登(身体の重さを感じ前に進まない)と、苦しさオンパレード。しかし、振り返ると絶景が望めます。山頂からはしばらく稜線を気持ちよく進んだら左へ(北へ)折れ、急な下りになります。一般的には『天孫降臨登山口』への道を行き、長い長いロードを戻りますが、今回は途中から皇子原公園への最短ルートになり、トレイル中心です。地図には載っていますがあまり歩かれていない道のようで、今回のために赤布などで整備されていました。最後は残されたロード(硬い路面が膝にくるぅー((+_+)))を走り切ればゴォーーーーーッル!!
難易度
Google Map
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感想コメント

 まず、主催された陸上自衛隊第24普通科連隊(えびの自衛隊)の方々、ボランティアなどで多くの方がご参加いただいた宮崎県高原町の方々、そして企画・運営されたユニバーサルフィールドの方々に感謝申し上げます。本当にありがとうございます。素敵で刺激のあるコースマネジメントと安全な運営。炊き出しなどの美味しい食べ物のご提供。お土産など。すべてが素晴らしかった!!加えて天候もサイコーで皆様楽しまれたのではないでしょうか?僕はトレーニング不足を痛感しました。20kmの比較的高低差のあるレースへの対応がまるで出来ず、足が何度もつりそうになりました。

 また、スタート地の皇子原(おうじばる)公園は駐車場、芝生の広場も広大で、こういうイベントの開催にはもってこいの場所です。ゴール後も家族で昼食を作って楽しみましたし、多くの方々の憩いの場になっています。

 何度も登っている高千穂峰の新しい楽しみ方を教えてくれた今大会に感謝!そして南九州の新しくて楽しくて刺激的な大きなイベントとして発展されることを期待しています。安全で自然に優しいイベントにね。これは参加者が一番意識し、取り組むことでしょうか(^_^)

フォトギャラリー

ありがとうございました!やっぱりいい山でした。

早朝からの開会式。

7時、日の出とともにスタート。当然ここでは余裕の表情。

林道走りでダメージを蓄積したのち、トレイルへ。

紅葉の始まった高千穂のトレイルは気持ちがいい。

木々が少なくなると高千穂河原が近い。

高千穂河原がエイドステーション。ボランティアの方々からそうめんなどをいただきました。

御鉢へ向けての登りは毎度の火山礫!足が埋もれる(*_*)

その後は急登。

あえぐランナーたち。

御鉢から馬ノ背では絶景が!新燃岳方面を振り返る。

よーし、やってやるぞー、やってやるぞー…。

山頂で。後半に向けてSHOTのダブルエスプレッソを注入し、身体に鞭を入れる。

山頂では絶景を前に写真を撮るランナーの方も。

さーて、後半戦突入!

いやー、後半も絶景続きだ。

急降下するトレイルもあり注意が必要な箇所もあるが、概ね走りやすい。

普段あまり歩かれていない道もしっかり整備され、赤布が付けられていました。

ゴール後は自衛隊の方々の炊き出しによる豚汁をいただきました。

制限時間4時間ギリギリの3時間51分で完走。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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