哀愁漂う絶景 晩秋の和名倉山

このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2014年11月20日 (木)~2014年11月21日 (金)
メンバー
天候
1日目 晴れ曇り後、初冠雪 2日目 晴天
コースタイム
1日目:三ノ瀬ゲート前(120分)→牛王院平(10分)→山ノ神土(50分)→唐松尾山2109M(30分)→西御殿岩(50分)→将監小屋 泊

2日目:将監小屋(85分)→西仙波(15分)→東仙波2003M(60分)→川又分岐(30分)→和名倉山2039M(120分)→造林小屋跡(150分)→秩父湖バス停
コース状況
全体的に落ち葉が多く、特に下りの急坂は要注意。
思ってたよりは、リボン目印などある。
和名倉山 山頂から二瀬分岐へ戻るときは、ルートを見失いやすい。

1日目の午後2時頃に初冠雪。
それほど積もらなく、アイゼンは不要なくらいでした。
難易度
Google Map
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

読図必須な破線ルート、奥秩父 和名倉山へ久々に集う仲間たちと行ってきました。
山が本当に好きな人が歩くという雰囲気な渋い晩秋の和名倉山は、富士山や南アルプス展望も良好、草原のような広がる光景、落葉の哀愁漂う控えめな感じ200名山で、すごくおすすめです。

思ってたよりは、目印などはありました。
迷いやすい所:牛王院下の分岐点、和名倉山の山頂から二瀬分岐へ戻るとき、造林小屋跡
コンパス片手に歩きましょう。

1日目の午後、山ノ神土から将監小屋へ行く際に初冠雪でした。意外とコンコン降りだし辺りは真っ白に一時期なりましたが、翌朝の和名倉山 、秩父湖方面のルートには雪はありませんでした。
この時期は、降ってなくてもアイゼンは携帯すべき時期ですね。

この日、将監小屋に宿泊者は私たち以外にはおらず、テント場での先客1張りのみでした。
寝るスペースは広々と、道場のようなイメージです。
私たちは自炊のため、今回はプリムスのイータスパイダーを初体験で夜ご飯は、すき焼き鍋。
熱電導率もよく、お肉もふっくらでおいしく頂きました。感無量。

2日目は、朝6時30分前には小屋を出発。
ソフトシェルJKTで一時期、風が強いときもありましたが西仙波途中までは軽快で、終始晴天に恵まれ和名倉山 山頂では、フリースでも快適な体感温度でした。

秩父湖へ下山時、造林小屋跡から反射板跡地からその先の林道が落葉の急坂急降下に全員苦しみました。ストックあると安心です。落葉に埋もれながら神経使ってようやくロングルートから下山です。
秩父湖方面から和名倉山へ登る方は、なかなかの強者だと思います。
あの急坂は、ゆっくり時間をかけて登る足場だと痛感。
もしも、お考えの方は無理せずゆっくり進んで下さいね。

人気どころも良いけど、たまーに少し冒険ルートも歩いてみると自分の力がよりいっそう発揮できると思うので、機会があれば色んな所を歩いてみて下さい。

メンバーにも天候にも恵まれ大きな笑顔で下山できた満足な山行でした。

フォトギャラリー

展望無し、ひっそり静まる和名倉山の山頂にて何故か組体操「扇」で遊ぶ。

塩山駅からここまでタクシーにて。1台 約9000~10000円

最初の道迷い分岐 牛王院下。七ツ石尾根方面へ地味に続く急登。

最初の分岐以外は思いの外、目印らしきものもあり、山ノ神土を過ぎて唐松尾山へ。

唐松尾山の山頂を踏んでから西御殿岩へ視界がやっと開ける。

西御殿岩!展望良好!

西御殿岩からの展望満喫後、初冠雪に遭遇。

ここでお泊まり。まだ雪が止まない。

素泊まり泊のため自炊。すき焼き鍋で温まる至福の時。

2日目。朝焼けと共に和名倉山へ。小屋の飼い犬に見送られる。

西仙波へ行く途中の光景。なんなんでしょう、この幻想的な雲は。

まるで通過点のような位置づけの西仙波。

奥秩父らしい渋い光景。

東仙波に到着。展望が開けて草原が広がり気持ち良い。富士山もキレイに見えた。

1枚目の写真の和名倉山 山頂を後にして、更に読図必須コースへ進む。

ジブリ映画の世界みたいな光景によく出会えます。

藪コギを想定してたが、多分枯れてしまって苦無く突破。

日陰の急坂は、神経使います。

難所、造林小屋跡も通過し、この先トラバース気味な落ち葉だらけの道に悩まされる。

足元スパッツ安心。落ち葉に埋まりながら無事下山。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

この記事を見た人は次の記事も見ています

アクセスランキング

同難易度の登山レポート

  • スタートナビ
  • おとな女子登山部