臼杵山
- 投稿者
-
中澤
ららぽーとTOKYO-BAY店
- 日程
- 2014年11月05日 (水)~2014年11月05日 (水)
- メンバー
- 友人1名
- 天候
- 曇り
- コースタイム
- 払沢の滝ー(20分)ー元郷(臼杵山登山口)ー(50分)-アンテナ塔ー(50分)-臼杵山山頂ー(90分)ー荷田子ー(20分)-瀬音の湯
- コース状況
- 低山のわりに非常に急登のアップダウンあり。
- 難易度
感想コメント
滝好きな友人とハイキングに行くことになり、それではバスで気軽に滝を見に行って、そのあとゆっくり登ってたのしめる山を・・・と思い、当初の予定では浅間嶺に行くつもりだった。
しかしバスに乗ったあたりから空は曇天して、払沢の滝に着いたころにはいまにも雨が降ってきそうな空気に。雨具を持っていない友人のことを考えるとコースを変更して、より短時間で登れて温泉にも歩いて行ける行程のほうが、バスの時間を気にしなくてもいいし雨が降ってもわたしの雨具でどうにか凌げるだろうと近くにあった臼杵山に登ることにした。
事前調査をしていない低山に登ったときによく感じること・・・それは、「意外ときついぞ!!」です。
この臼杵山、842.1mのわりに、けっこうきつかったです。
急登が続き、歩きやすい道になったかと思うと何度もアップダウンが繰り返され、なんちゃって山ガールの友人は「これ、いつまで続くの~?」と何度もつぶやいていました。そのたびに「低山って意外ときついんだよねー」「でも、そのうち慣れてくるんだよー」「で、こういう山何度か登れば、高い山のほうが道が歩きやすくて楽に感じるようになるよー」とてきとうに受け流すわたし。
登る山をやや誤ったか・・・と思いつつごまかし、奥多摩の里山低山ぶらり旅と瀬音の湯のよさを語り続けました。
山頂は思いのほか好展望で、八王子の街並みがよく見えます。
食事をしてコーヒーを飲みながら景色を眺めているとすこしほっとしました。
下山道は一部わかりにくく道標がしばらくない箇所があり、下るか登るかわからなくなり一瞬焦りました。ヤマップの地図と説明文をじっくり冷静に読むと、尾根が続くと書いてあったので登ることにしました。「道に迷ったら絶対に沢に下ってはいけない」という見出しのワンダーフォーゲルがあったな・・・と思い出しながら歩きましたが、わかりにくい上にいろんなマークが木に書いてあって混乱します。下る道の木々には「水」と書かれていたと思います。みなさん、沢に下ってはいけません。
どうにか下山して荷田子の集落の畑に出ると、動物よけのネットが張られていました。「グリーンのネットには電流が流れているのでさわらないように」と看板が出ていてびびりますが、ふつうにくぐれました。
やっと下山したのに、ネットが張られているのを見て友人が「何?まだ帰れないの~!?」と言っておりました。
この臼杵山から市道山、刈寄山と縦走するコースは戸倉三山と呼ばれています。後日このあたりの山域について調べてみると、誰もが口をそろえてけっこうきついと書いていました。しかしこんな経験も登山初心者の友人にとっては新鮮だったのでは・・・と思います。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。