雪の中蒜山(岡山県)
- 投稿者
- 西村 達史
- 日程
- 2015年02月06日 (金)~2015年02月06日 (金)
- メンバー
- 岡山駅前店:杤尾・木德・西村
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 登山口―(210分)-主稜線―(30分)-中蒜山山頂―(100分)-登山口
- コース状況
- 積雪は多いところで1.5m
二合目より上はトレースなし。
トラバース時の雪崩誘発に注意が必要。稜線に上がってからは雪庇に注意。
- 難易度
感想コメント
雪の中蒜山目指し塩釜冷泉登山口へ。
さすがに観光地で駐車場まではきれいに除雪されていましたが、いざ登山口から入ると何とか「これかな?」とわかる程度のトレースしかない。
今回のテーマはワカンVSスノーシューVSツボ足 でしたがツボ足では腰まで埋まりコースタイムの3倍かけても頂上にはつけないほどの雪でした(やむなくスノーシュー装着)。2合目の手前でトレースは完全になくなり、天気は快晴で視界も良好なので尾根つたいに登っていくとどうも夏道より一本西の尾根を登ってしまったようでGPSと地図・コンパスを確認しながらトラバースできるところを見つけ夏道に合流。主稜線までの急登を登っていくと360度の展望に出会えました。
しかしここから避難小屋まで夏なら5分程度のところ南側が雪庇になっているので30分かけて北側斜面をトラバースしてようやく避難小屋に。避難小屋の入り口も雪で覆われていたためマッタリ昼食は中止し行動食で済ませ頂上を経由してすぐに下山開始。夏道を下りましたが2度谷を渡らねばならずここでもルートを探すのに苦労しました。
結果、ツボ足では無理(当然ですが・・)、急登ではワカンでも直登できずスノーシューでつづら折りに登って行くほうがベター(ライトニングアッセントでないと無理ですが)、急斜面のトラバースでは取り回しが効くワカン、急な下りもワカンのほうが安定して下れました。傾斜が緩くなると浮力のあるスノーシューが威力を発揮します。
人がほとんど入らない雪の蒜山雪山をいろんな意味で堪能できました。
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