戸谷峰~三又岳~天ヶ岳 / 京都北山
- 投稿者
-
上田 哲也
グランフロント大阪店
- 日程
- 2015年02月07日 (土)~2015年02月07日 (土)
- メンバー
- 北大路ビブレ店:上田
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 叡山電鉄・鞍馬駅~20分~薬王坂~50分~戸谷峰(525.2m)~30分~三又岳(580?)~60分~天ヶ岳(788m)~40分~三又岳~15分~戸谷峰~30分~薬王坂~15分~叡山電鉄・鞍馬駅
- コース状況
- 天ヶ岳の山頂から南に500mぐらいの地点から、積雪が30~40cmぐらいありました。
登山道を塞いでいる枝に大量に積もった雪の落下に注意!
水場:なし
WC:鞍馬駅にあり
- 難易度
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感想コメント
京都北山にある戸谷峰から三又岳を経由して天ヶ岳まで行ってみました。
叡山電鉄・鞍馬駅を出発して、地蔵寺の横から入山。薬王坂までの急な坂道をゆっくり登り始める。登山道の脇に雨で溶けた雪の欠片が少し残っているだけだったので、ちょっと落胆。樹間から見える近隣の山も、緑ばかり見え積雪は少なそうでした。
薬王坂の分岐を北上し、何度か登り下りしつつ進んで行くと徐々に周辺に積雪が見え始めましたが、登山道は地面が見えたままでした。この辺り、木の根が登山道を這っているので、上に乗ると結構滑ります。
登山道の周辺の地面が雪で見えなくなってきた頃に、戸谷峰に到着。三角点あり、展望無し。気温2度、積雪1cm。
地図の「迷」マークの所には大きな標識があり、道もしっかりありますので、天ヶ岳方面へ向かう方は迷う心配が無さそうでした。景色の変化に乏しい登山道を北上して行くと、ようやく登山道も積雪が2~3cmぐらいになり、雪山らしくなってきました。
樹間から時折見る事ができる鞍馬山が少し白く見え始めた頃に、三又岳に到着。標識の端に「三又岳(ここ)」と書かれていなければ、うっかり見落としそうな山頂でした。三角点なし、展望無し。気温3度、積雪3cm。
さらに北上を続け天ヶ岳を目指して進んで行く。積雪が5cmぐらいに増加したものの、変わり映えのしない展望のない登山道が続く。山頂の1km手前ぐらいから傾斜がキツくなり、ストックの使用を開始。雪の量も20cmぐらいになり、呼吸が乱れ始めました。
山頂の500m手前になると積雪が30~40cmぐらいになり、トレースのない雪の中を一歩一歩踏み固めながら、息を切らしつつ登り続ける。
所々で低い樹木の枝に雪が大量に積もったまま登山道を塞いでおり、這うようにして通過した直後に背後で雪がブロック状態のまま大量に落下してきて唖然とする。1立方メートルの雪の重さは確か100kgのはずなので、縦横高さが10cmの雪のブロックでも、数kg相当の物体の直撃に等しいダメージを身体は受けるはず…。
危険を避けるために、ストックを使ってルート上の樹木に積もっている雪の塊をなるべく落としながら、山頂を目指す。三又岳から約1時間で天ヶ岳の山頂に到着。三角点なし、展望無し。気温3度、積雪30~40cm。
帰路は同ルートを通って、鞍馬に下山しました。
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。