下見のつもりで山頂へ~那須・茶臼岳
- 投稿者
- 田中 雄太
- 日程
- 2015年02月03日 (火)~2015年02月03日 (火)
- メンバー
- ララスクエア宇都宮 礪波
- 天候
- くもり
- コースタイム
- 大丸温泉駐車場(80分)⇒峠の茶屋駐車場(50分)⇒森林限界付近の石碑(15分)⇒避難小屋(50分)⇒茶臼岳山頂
- コース状況
- 登山口にある鳥居をくぐってからはワカンかスノーシューが必須と感じました。
森林限界越えてからは岩と雪のミックスでやや神経を使う歩きになります。
なお当日は猛烈な強風で登る方は殆どいらっしゃいませんでした。
山頂付近で突風により転倒するほどでした。
- 難易度
-
感想コメント
5日後に開催される登山学校の下見で峠の茶屋くらいまで行くかな、と軽い気持ちで行ってみると
想像以上の雪の量と強風でテンションが上がりすぎ、茶臼岳山頂まで行くこととなりました。
鳥居を越えると思いの外深い雪で、スノーシューを使用して太股くらい埋まりました。
同じ所をツボ足で越えようとしてらした方もいましたが、腰上まで沈みこみ本当に大変そうでした。
しかしテンションは上がります。
避難小屋手前の石碑でアイゼンに履き替え登り続け、小屋まわりの強風を楽しみつつ
耐風姿勢から動けなくなる時もしばしばありました。流石の那須岳でした。
避難小屋付近が最も風が強い所と思っていましたが、当日は山頂付近が最も風が強く
突風で二度ほど転倒してしまいました。
山頂では付近の岩陰に隠れましたが、景色は白に包まれ、巻いた風も強くあまり長居はできず
即下山となりました。晴れた日にきてみたいなぁ…
下山時避難小屋内で休憩するため、軒下の段差に座り込んでアイゼンを外そうとすると
両太ももを思いっきり攣りました。地獄の喘ぎは強風により小屋内にいる礪波さんには届かず
1人外で悶絶し、半泣きで小屋に入って休憩できました(T-T
皆様も冷えた体で、急に筋を伸ばすと危ないです。気をつけましょう。。。
そこからの下りは風も徐々に弱まっていき、なんだか物足りない寂しさに浸りながら駐車場への歩みを続けました。
山もそれを感じ取ってくれたのか、大丸温泉駐車場に着いた頃強風がぶり返してきました。。。
そんな愉快なハイテンション強風山行でした。
登りに行かれる方はひき返す判断も重要ですので、お気をつけて行ってきてください。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。



















