「冬の丹沢主脈縦走」
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2015年02月26日 (木)~2015年02月27日 (金)
- メンバー
- 天候
- コースタイム
- 一日目
焼山登山口(120分)焼山山頂(150分)姫次(150分)蛭ヶ岳(山荘宿泊)
二日目
蛭ヶ岳(120分)丹沢山(60分)塔ノ岳(120分)大倉
- コース状況
- ■焼山登山口へは、JR横浜線・橋本からのバスを利用か、人数がまとまればJR中央線・相模湖からタクシーが便利です。
■道は整備され、道標も多く、まず迷うことはないと思います。
■全体を通して、行程が長いので、時間に余裕を持って行動しましょう。
■蛭ヶ岳からの尾根道は大変快適ですが、一部、左右が切れ落ちています。悪天時は注意しましょう。
■雪の残るところはスリップ注意。軽アイゼンが便利です。
■塔ノ岳から先は、泥濘が多く、ゲイターで足元をカバーすると汚れないで済みます。
- 難易度
感想コメント
会社の仲間と丹沢に出かけました。
沢や岩で出かけることのある丹沢でしたが、以外にも縦走は初めてで楽しめました。
初日は、あいにくの雨スタートです。
神社から焼山登山口までは凡そのんびりと15分。林道から右にそれていけばスタートです。
焼山までは、意外と急登が続きますが、スタート直後はピッチを上げすぎずに歩きます。体が慣れてきた頃、焼山に到着。そこからは、多少のアップダウンを繰り返しますが、快適に整備された登山道を進みます。東海道自然遊歩道の最高点や、姫次を過ぎると、雨も雪に変わりかなりの降雪となりました。
標高こそ高くないものの、蛭ヶ岳山頂は、完全な冬山になりました。この時期は、ウェアは勿論ですが、足周りもしっかり準備して行きましょう。山頂にある蛭ヶ岳山荘で一泊です。今回は平日・悪天と言うことで貸切。
素泊まり我々に、「自炊室を自由に使って下さい」という御好意にゆっくり使わせて頂きました。
二日目は、晴天。日の出前の大きな富士山を眺めてから、御来光を頂きます。
今日も行程は長いので、朝食をしっかり食べて、8時スタートします。
青空の下、遠くに丹沢山、塔ノ岳が見えます。
道々、大きな富士山を見ながら、尾根道を進みます。丹沢は道が大変整備され歩きやすく、初めて縦走される方にもお勧めです。蛭ヶ岳から先は山小屋も多く、安心です。
丹沢山を過ぎて、塔ノ岳に着くころには少し曇ってしまいましたが、時々さす日差しに後押しされながら、長い大倉尾根を下ります。
大倉に着き、バス停までの道では、民家に咲いた梅の花が香ります。
10分程度でバス停です。出発までに時間のある方は、汚れた登山靴を洗い場できれいにして、バスに乗りましょう。
景色、道、そして色々な天候を経験した、充実の二日間でした。
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。