丹沢主稜縦走 鍋割山~檜洞丸

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2015年04月27日 (月)~2015年04月28日 (火)
メンバー
天候
コースタイム
27日:大倉バス停→(70分)二俣→(60分)後沢乗越→(65分)▲鍋割山→(70分)▲塔ノ岳→(75分)▲丹沢山(みやま山荘宿泊)
28日:みやま山荘→(80分)棚沢ノ頭→(50分)▲蛭ヶ岳→(70分)▲臼ヶ岳→(90分)青ヶ岳山荘→▲檜洞丸→(180分)ツツジ新道→西丹沢自然教室
コース状況
■鍋割山~檜洞丸間の登山道には、雪、霜、凍結場所はありませんでした。
■天気が良いと稜線上も非常に気温が高く、水分補給と熱中症対策に気をつけてください。
■不動ノ峰の休憩所から10分くらい本谷沢方向へ下りた所に水場があります。今回はチョロチョロっと水が流れていましたが、日によっては枯れることもあるようです。縦走する場合は、事前に水の確保をしっかりとしておいた方が安心です。
■蛭ヶ岳~臼ヶ岳間の急坂は、足場もザレていて滑りやすく、両側が切れ落ちているので、慎重に!
難易度
Google Map
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感想コメント

畦ヶ丸に登って、すっかり西丹沢の魅力にハマってしまったので、今回は、表丹沢からぐるっと西へめぐるルートを歩いてきました。
一日目は、大倉から鍋割山を経由して、塔ノ岳、丹沢山へ。
快晴無風の灼熱の階段では、ひたすら上をめざして心を無に。
鍋割山荘では、名物鍋割りうどんでエネルギーチャージ!
「あー、美味しい!」
暑い日に、あえて汗をかきながらの鍋焼きうどんも気合い入っていいですよ(笑)
塔ノ岳から先は初めて歩く道。標高1,500を越えたあたりから、やっと少し空気が涼しくなってきました。
暑さでペースダウンするも、なんとか15時32分に丹沢山に到着!この日、みやま山荘の宿泊客は20名でした。
夕食時には、同じテーブルの方たちの、楽しい山話で盛り上がりました。私は、鍋割りうどんの具の詳細を全部完璧に記憶していた事で、みなさんに賞賛されました。食いしん坊ですから~(*^_^*)
二日目は、朝3時に起床。パンとスープで軽い朝食を食べて、4時に小屋を出発。
前日の暑さを思って、なるべく涼しい時間に距離を稼がないと。
途中、不動ノ峰の休憩所の水場の→を目印に水場で水の補給。チョロチョロでしたが、なんとか冷たいお水をゲットし、ひたすら歩きます。
朝の稜線はとても静かで気持ちいい。蛭ヶ岳の山頂では、絶景の富士山が見れました。
6時ちょっとすぎだったこともあって、小屋は静かで、小屋番の方2人が楽しそうにのんびりおしゃべりしていらっしゃいました。
「気持ちいいなー、今日は」
山頂で聞こえるのは2人の気持ちよさそうな会話だけ。なんとなく、先を急ぐのももったいないので、お湯を沸かして私も少しのんびりさせてもらうことに。
「この先は少し険しいところもあるし、まだ時間はたっぷりあるから、ゆっくり行ってらっしゃい」
優しいアドバイスをいただいて、檜洞丸をめざして再び出発。途中、臼ヶ岳までの急坂の崖にたくさんコイワザクラが咲いていました。2日間通して咲いていたのは、ここだけ。すみれはどこでも咲いていたのに、不思議でした。ちょっと怖かったけど、ズームをめいっぱい活用してなんとか写真もとれました。
自然のコイワザクラは、瑞牆山と奥秩父で見ましたが、丹沢にも咲いているんですね。丁度いい季節に見れて良かった!
旅の最後のピーク、檜洞丸までの稜線も、けっこう階段多くて中々ペースがあがらず。
山頂直下の青ヶ岳山荘では、たまたま上がっていらしたガイドのS田さんが、面白い話をたくさん聞かせてくれました。下りも西丹沢自然教室に下りるということで、なんとも贅沢なのですが、ツツジ新道をご一緒していただけることに。檜洞丸の山頂から、絶景スポットをたくさん教えていただき、道中楽しい時間を過ごせました。
途中、思いがけず、荷上げのボランティアをしている山の仲間のS木さんと出会えたり、青ヶ岳山荘のおかみさんとS田さんのゆかいなお話が聞けたり、その最中にアナグマが通過していったり(笑)と、とっても充実の2日間でした。
山で出会った素敵な方たちに本当に感謝です。

フォトギャラリー

東の森

イワツメクサ こんなとこにも咲いているんだ!

二俣を過ぎた直後の沢

かき氷もありまっせ!

全然涼しくありません。

山桜が見頃でした

丹沢山へ

たまに吹く風がめっちゃ気持ちいい

長い一日の終わり

朝、水場から朝日

さて!今日も歩くどー!

静かで気持ち良かった~

結構急な稜線 慎重に通過しなくちゃ

コイワザクラ

桜のぼんぼり。桜もいろんな種類があるようです。

檜洞丸、遠いー!

檜洞丸手前から、登山道の岩質が変わる

西の森

S田さんが教えてくれた、一番見頃のツツジ

ふー、楽しかった!

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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