高尾山で山ごはん
- 投稿者
-
中澤
ららぽーとTOKYO-BAY店
- 日程
- 2015年05月27日 (水)~2015年05月27日 (水)
- メンバー
- 友人2名
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 高尾山口駅ー(5分)ーケーブルカー清滝駅ー(5分)-妙音橋ー(10分)ー水行道場ー(55分)-大見晴台ー(20分)-薬王院ー(30分)-エコーリフト乗り場ー(45分)-高尾山口駅
- コース状況
- 危険個所はありませんが倒木がやや多かったです
- 難易度
感想コメント
登山がはじめての友人のリクエストで高尾山へ行ってきました。
自分の山行レポートを遡ると、去年の同じ日にやはり高尾山へ行ってセッコクの花を見ていました。
今年も琵琶滝から沢沿いを歩く6号路の途中(山中のコース案内板でいうと⑧くらいです)の杉の木の上にセッコクが咲いているのを見ることができました。
新緑と紅葉シーズンは平日でも大人気の高尾山ですが、この日もかなり人でにぎわっていました。セッコクを目的に歩いている人もいたようで、全然関係ないところで樹木の写真を撮っていたら「セッコクですか?」と聞かれ、いや、ただ写真を撮っていただけでセッコクはだいぶ下のほうに咲いてますよ・・・と答えると不思議そうな顔をして行ってしまいました。
今年は去年よりたくさん咲いていたように感じましたが、実際はどうだったんでしょうか?
今回のメインは高尾山に登ることと山ごはん(つまみ)を作ること。料理スイッチが入って2週間前からメニューを考え、久しぶりに登山前に高揚感を味わうことができました。1人のときは袋ラーメン道一筋なので、ちょっとひと手間くわえた料理を山で作るのは本当に久しぶりでたのしかったです。
今回のメニューは・・・
ジャーサラダ→ナルゲンのキッチンジャー250mlに硬いものから順に入れて、最後にドレッシングを入れれて冷やして持っていけばOK。ミックスビーンズ、きゅうり、たまねぎ、プチトマト、レタスを詰めて、オメガ3が豊富なインカインチオイルと白ワインビネガーを入れました。
オイルサーディンとエリンギと茄子の黒胡椒炒め→フライパンにオイルサーディンを1缶開けて弱火にかけ、ナイフで適当に切ったエリンギと茄子を入れて炒めます。缶詰の油だけで炒められるので簡単です。エリンギから水分が出てやや水っぽくなったので黒胡椒を挽きましたが、しょうゆか鷹の爪などを入れてもつまみの味になると思います。黒胡椒はGSIのちいさいペッパーミル(廃番)でホールのものを挽くと風味が出ます。アンチョビ好きのメンバーのために考えましたが、素直にアンチョビでやってもおいしいと思います。ただ1缶開けるとしょっぱいだろうなと思ってオイルサーディンに。野菜やきのこはなんでもOKですが、そのまま持って行っても傷みにくくまな板なくてもカットしやすい形状のものがおすすめです。
ウインナーとキャベツのビネガー風味→鍋にオリーブオイルをひいてパックの千切りキャベツ(ハーフサイズ)を入れ、さらにウインナーを入れて蒸し焼きにします。なんとなく火が通ってきたら白ワインビネガーとコンソメ(キューブ半分)を入れて蓋をしてさらに蒸し焼きにします。ウインナーに火が通ったらできあがり。今回はハーブ入りの白いウインナーにして白ワインに合う味にしましたが、種類はお好みで。
いなばタイカレーもやし→人気ブログの「山ごはん山めし礼讃」からいただきました!フライパンに水を少し入れてもやし(半袋くらい)を加熱し、コンソメ(キューブ半分)といなばのタイカレー缶を入れるだけ。うちに常備しているいなばのタイカレー缶を見て、カレー好きメンバーのために1品増やしました。
いなばのカレー缶はそのまま食べてもおいしいのですが、もやしを入れることにより野菜が摂れるのとシャキシャキした食感で味が単調にならず、つまみとして底力のある味になっています。
ハムとチーズのホットサンド→スノーピークの名品トラメジーノならなにを挟んでもほんとうにおいしいです。ふつうの10枚切りの食パンにふつうのハムとチーズを入れて焼いただけ。ぶ厚いアルミで熱伝導がよく中はふわふわ、チーズがとろり、外はパリっと耳までかりかりしていてうまい。これを使うと必ず誰かが「それ買おうかな」とつぶやく。
これに凍らしたオリオンビールと白ワイン、さらに本格的なドリップコーヒーを飲んでおやつに冷やしたネーブルを食べ、4時間ほど山頂ランチ(飲み会?)をたのしみました。12時頃にはかなりの人だった山頂も、われわれが下山する頃には景信山から縦走してくる登山者や、ロープウェイでふらっとやってくる若者がいるくらいでだいぶ閑散としていました。静かな登山道を三人でしりとりをしながら歩いて下ると日も傾きだし、それぞれ帰宅しました。
ややワインを飲みすぎてぐったりとしていたわたしは、家に戻りシャワーを浴びるとさっぱりとし、夜になってしばらくするとだいぶ身体が楽になったのでビールを飲みながら今日1日のことを考えていました。
山の上で延々と食べ飲みながら新緑の木蔭で過ごした時間は心地よく、昼間のことがぜんぶ今日のことだとは思えないような懐かしい気持ちになり、この感じはなんだったっけと考えてみたら子どものときの遠足みたいなんだと気がついた。それでまた遠足みたいなハイキングをしようと思った。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。