雲取山(日本百名山)ULハイキング/東京都【奥多摩山域】

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2015年05月27日 (水)~2015年05月28日 (木)
メンバー
天候
両日とも晴れ
コースタイム
【1日目】三峰口~雲取山荘
三峰神社バス停⇒(45分)炭焼平⇒(50分)霧藻ヶ峰⇒(130分)白岩小屋⇒(105分)大ダワ⇒(25分)雲取山荘

【2日目】雲取山荘~鴨沢
雲取山荘⇒(50分)小雲取山⇒(15分)奥多摩小屋⇒(160分)鴨沢
コース状況
登山道はよく整備されています。距離も長く高低差もわりとあります。
雲取山荘HP→http://kumotorisansou.com/
Google Map
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感想コメント

トレランを始めて以来、自分の中では心境の変化がありギアの好みなどが変わってきました。重たい荷物を背負ってのテント泊縦走なんかも以前面白いのですが、ちょっと荷物を軽くすればもっと気軽に楽しめるんじゃないのか?と感じる様になり……
今回の雲取山へは“ライトな荷物で歩いてみよう”がテーマです。

雲取山は何回か訪れたことのある場所ですが、北側から入山する三峰口は初めて。三峰神社もありちょっと神秘的な雰囲気のある道が印象的でした。
樹林帯なので木の根っこなど足元に注意すれば難易度としては高くないので、雲取山は初めてのテント泊なんかにも練習になる山だと思います。今回のテント場にも自分たち以外にも何張りもテントがあったので人気になっています。
登りの道も所々眺望が広がるポイントがあり飽きの来ない感じでした。

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荷物を軽くすると足取りも軽快感が増しますし、疲労度も減ります。
最近は軽いテントやウエアが数多く販売されていますので、特別な知識がなくてもけっこう軽くする事が可能になっています。湯沸かし中心の簡単な調理程度でしたら小型のクッカー鍋で充分だと感じますし、寝袋もダウンなどの防寒着を併用すれば、暖かくなってくるこの時期の2000m以下の山であれば厚手の寝袋で決してなくても快適に熟睡できます。
荷物を削る=ストイックなイメージが何となく先行しそうですが、山の場合、使わない余計な物を持って行かないことは大切な事ですし、用途を重複できそうな道具があれば一つでまかなうのもテクニックの一例です。
山に入る期間が長期に及ぶほど疲労感が抜けず余裕はなくなってきますし、日頃から意識するだけで荷物は軽くできると感じています。

自分の場合は写真撮影しながら登るのが大好きなので、今回もデジタル一眼とフィルムカメラの二台を持って行ったので、軽くすると全然違ってきます。
将来的には三脚なんかも持ち込みたいので、山の楽しみに対する荷物は増えてしまいそうです(笑)

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【今回のレイヤリング】
日中の行動着は半袖、またはロングシリーブの薄手シャツ。
山頂付近まで上がると薄手のウインドブレイカーを羽織りました。
テント場に着くと日も陰り、フリース+中綿ジャケットで調節しました。
就寝時は中綿を脱ぎ、フリースジャケットで快適でした。

フォトギャラリー

スタートは三峰口から。

樹林帯の登りです。

今回は天気もよく心地よい木陰道でした。

軽量の収納袋。こういったモノを使えば軽くしていけます。

トランギアは少し時間はかかりますが、お気に入りのストーブのひとつ。

アライのシングルツェルト(廃盤)は1人用としてはけっこう使えます。

テント場。

雲取山荘。

田部重治レリーフ。

雲取山へは翌日登頂しました。

雲海が綺麗。

時間があれば山を望み楽しめます。

帰りは石尾根方面の鴨沢へ下山。

ガスと光が混ざりとても素晴らしい。

後光がさし美しい。

奥多摩小屋。

鴨沢の登山口(バス停)。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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