初冠雪の富士を見る~高座山&杓子山&鹿留山~(山梨県)

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投稿者
浅見 直紀
さいか屋藤沢店 店舗詳細をみる
日程
2015年10月13日 (火)~2015年10月13日 (火)
メンバー
川崎ダイス店 中村
ららぽーと横浜アルバイト
天候
快晴
コースタイム
忍野村駐車場→(40分)→分岐→(60分)→高座山→(40分)→大榷首峠→(30分)→杓子山→(35分)→鹿留山→(70分)→立ノ塚峠→(35分)→林道→(40分)→内野地区→(35分)→忍野村駐車場
コース状況
忍野から入山の場合、ススキによるルートミスに注意。
難易度
Google Map
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  • おとな女子登山部

感想コメント

「杓子山!杓子山!」
行きたい行きたいと、まるでフォークとナイフをテーブルに打ち付けるかのようなハイテンションで言われたのでチョイス。ならばこっちもナイフとフォークを装備するのだ。

前日に初冠雪となっており、当日は快晴なのだから得した気分である。雪の無い富士山は登るには最適だが、見るにはカラメルの無いプリンみたいで物足りないのだ。

鳥居地峠という場所に駐車すればスムースだろうが、4~5台で路肩のため敬遠して町から入山することにした。目的の山が見える忍野八海の駐車場から、国道を遠足気分で歩いて忍野小学校まで向かう。ここから山の方に折れて、公民館(?)方面へ行き、地図をチェック。するとどこからともなく地元の方が現れ、案内を買って出てくれた!有難いことに登山口まで案内してくれると言う。本当に助かりました。有難うございます。

落ち葉と枯れ枝でフカフカな登山道を過ぎると、一気に開けてススキの群生地へ躍り出る。本当に群生。穂が登山道を塞いでいるくらいだ。頭上に気を取られて足元がお留守になると、今度はアザミによる特攻が待ち受ける。トラップだらけである。

このススキの群生地、背丈を超す大きさのもので一面びっしりなため、道を見失いがちだ。右往左往して、地図を見てもノッペリ斜面ばかりなので上手く読めず、なんとか正規のルートに出たらホッとした。で、いきなり富士山がお目見え。裾野までバッチリの好展望である。素晴らしい。

さり気なくキツイ斜面を登り切ると、高座山(たかざすやま)だ。展望は、ほぼゼロ。ここから急激に降って、急激に登って、とジグザグに標高を稼ぐ。気を紛らわせるために、“好日山荘縛り”でシリトリをした。それくらいキツイのである(ちなみにその後、2.5時間にも及んだ大接戦であった。“る”でハメると誰もが悶絶する)。

標高もそれなりになると、紅葉がチラホラと見られた。始まり、という感じだが目に鮮やかで楽しい。日差しに焼かれながら相変わらずの急斜面を登れば、杓子山山頂に到着である。ベンチが設置され、ついつい長居してしまう程に気持ち良い。

そして鹿留山へ。この山は都留市から入ると道が荒れており、ちょっと優しくない。「山と高原社」の地図だと破線ルートだ。下山ルートへの分岐を過ぎ、飽きずにシリトリしていると、いつの間にか山頂へ到達。樹林帯の中なので眺望はゼロだが、存在を主張しまくる大木が慰めてくれる(ブナ?ミズナラ?)

一旦分岐まで戻り、二十曲り経由で内野地区へ向かう。岩も出てくる急下降ルートだ。それでも30分ちょっと過ぎれば歩き易くなり、更に行けばコンクリートの車道へ出る。後はひたすら南下し、朝通って来た役場前の国道へ。そしてひたすら真っ直ぐ、どこまも真っ直ぐ進んで駐車場へと向かった(標識からざっくり計算すると、約4km)。しかし下山後のコンクリートで遠足はきつかったZE。

駐車場へは15時過ぎに着いたので、余った時間は忍野八海で潰した。徒歩2分だし。鏡池のニジマスを見て思わず目がキラキラしたのは内緒である。

フォトギャラリー

足元までお目見えのFUJISAN

最初の案内板

フカフカ♪

ススキ原と富士山と

おや?何か出てくるぞ?

紅くなり始め

黄色くなり始め

はい山頂ー。天空の鐘がシンボル

はい鹿留山ー。眺望ゼロなので・・・

アツい闘いは続く・・

にしてもデッカイなー

こんなのが何回もある

コンクリートロード。テイクミーホーム♪♪

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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