笠捨山 晩秋の大峰南奥駆道を歩く

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投稿者
辻 まい
日程
2015年10月29日 (木)~2015年10月29日 (木)
メンバー
グランフロント大阪店 伊藤
なんば店 本田 辻
天候
晴れ
コースタイム
日帰り山行 5時間42分 休憩1時間4分 合計6時間46分
行仙岳登山口→(35)→行仙岳→(30)→行仙宿山小屋→(65)→笠捨山→(30)→葛川辻→(20)→地蔵岳→(20)→東屋岳→(30)→香精山→(60)→古屋の辻→(25)→蜘蛛ノ口→(30)→玉置山登山口

出発時刻: 07:08
到着時刻: 14:01
合計時間: 6時間52分
合計距離: 12.25km
最高点の標高: 1325m
最低点の標高: 515m
累積標高(上り): 1036m
累積標高(下り): 1342m
コース状況
車二台を使って縦走しました。
上葛川口バス停近くの玉置山登山口に車を置き、白谷トンネル東口にある行仙岳登山口から出発。
この間の車移動は1時間程です。

行仙岳登山口から行仙岳までは鉄階段が続きます。
1kmで標高差は400mあります。

行仙岳~笠捨山はアップダウンのある一本道です。

地蔵岳は奥駆道の中では難所といわれ、鎖のある岩場の登り下りですがしっかり整備されています。

地蔵岳~蜘蛛ノ口まではピークがいくつかあります。

蜘蛛ノ口で奥駆道を離れ、車を置いてある玉置山登山口へ。
地図上には道としてあるものの、踏み跡があやしくなり、崩れそうな箇所も。
最後に難所ありでした。
難易度
Google Map
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感想コメント

大峰奥駆道は北部の目立つ山が人気で、私も南部は行ったことがありませんでした。
その理由のひとつが、アクセスが非常に困難。
縦走が奥駆道の醍醐味ですが、このあたりはバスなど公共交通機関がほとんど使えません。
今回は2台車が使えるため、一台を降り口にデポして縦走することが可能になりました。

南奥駆道は、真ん中の釈迦ヶ岳から南のことを言います。
「新宮山彦ぐるーぷ」さんという団体の方々が山小屋と登山道の整備をされています。
そのおかげで標識や目印がたくさんあり、とても歩きやすかったです。

今日のコースは行仙岳~笠捨山~蜘蛛の口まででしたが、とても静かで、しっかり登り応えがありました。
この日は熊野から縦走中のお若い女性2人組にお会いしました。
すごくかっこよかったです!

1300年前から続く国内最古の縦走路、大峰奥駆道。
いつか私もこの道をつなぎたいなと強く思いました。

南奥駆の注意する点は、もともと水場が少ない上に、この季節は涸れてしまっていることが多いです。
十分に水分はお持ちになってください。

フォトギャラリー

笠捨山1352m

行仙岳登山口

鉄階段が続きます。

行仙岳1227m

行仙宿小屋、とてもきれいで大きな無人小屋です。

木漏れ日がきれい

晩秋の奥駆道

うっすら海が見える・・

笠捨山への登り

頂上見えてますが長いです。

今日歩く稜線

奥に大普賢岳が見えました。

槍ヶ岳に登る本田さん(ズームで)

地蔵岳

地蔵岳下りの鎖場

今日歩いた稜線が一望です。

蜘蛛の口

奥駆道を離れると道が悪くなりました。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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