日本二百名山・七面山
- 投稿者
-
本田 康之
イオンモール各務原店
- 日程
- 2025年06月26日 (木)~2025年06月26日 (木)
- メンバー
- イオンモール各務原店 本田
その他1名
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 表参道登山口(168分)和光門(12分)敬慎院(40分)七面山(35分)敬慎院(100分)表参道登山口
- コース状況
- アプローチ
・公共交通機関はJR見延駅→下部温泉駅から七面山登山口(角瀬)までバスがあります
・車利用は国道152号上沢から県道37号赤沢、七面山方面へ
①表参道登山口横の駐車場が最短でトイレもありますが、満車が多い土日は春木川沿いの駐車場になると思われます
②登山口近くに白糸の滝があります
③丁石は50まであり、樹林帯の中のジグザグ道が続きます
④神力坊2丁目・肝心坊13丁目・中適坊23丁目・晴雲坊36丁目と休憩所にベンチ・トイレがあります
⑤46丁目の和光門から境内に入り、鐘楼を左へ行くと御光遥拝所のある隋身門49丁目になります。ここから富士山が正面に見えます
⑥敬慎院は隋身門をくぐって、参道を下がります。大きな広場になっていて、トイレもあります
⑦七面山山頂には御光遥拝所から入り、荷物用ロープウェイ発着所手前から登山道へ
(このあたり、鹿がたくさんいます)
⑧山頂へは最初はサルオガセの森から始まり、しばらくするとカラマツの深い樹林他を進みます。左手はガレでロープが張ってあります。
⑨山頂は展望がありません。その先に最高点もありますがシダ類のヤブ気味
⑩立ち寄り湯は七面山温泉ひのや旅館が00円(問い合わせ)
- 難易度
-
感想コメント
日本二百名山の七面山(ひちめんざん・1989m)は日蓮が開いた日蓮宗の総本山である身延山久遠寺を鎮守する霊峰。七面山はその身延山の裏鬼門に位置し、法華経信徒を守護する「七面大明神」を祀る山であり、修行の山として知られています。
江戸時代には徳川家康の側室・養珠院お万の方によって女人禁制が解かれ、身延山と七面山を登拝する身延詣が盛んになり、身延山と七面山を結ぶ道が整い講中信者の往来が容易になりました。
現在、身延山にはロープウェイがありますが、七面山は徒歩で4時間以上かけて歩くしか行けない聖地ですが、日蓮宗では身延山と七面山登拝が修行の一環であり、現在でも団扇太鼓を打ち鳴らして「南無妙法蓮華経」と唱える祈る姿が見られます。
前線通過に伴い、天候が思わしくなく、山梨エリアだけが天候がよさそうという事でお店で聞くこともある七面山に登ってきました。
表参道・裏参道とありますが、梅雨の中休みで蒸し暑いということで、表参道のみの往復としました。表参道は敬慎院まで全部で50丁(1丁は約109m)あり、各丁に石灯籠が建てられていて、これを目安に登って行きます。深い樹林帯の中をジグザグ登り一辺倒で、危険個所はないですが、敬慎院まで標高差1200mとさすがに長く感じます。
途中、4か所(神力坊・肝心坊・中適坊・晴雲坊)の休憩所があり、給水とトイレも可能です。
46丁目に和光門が現れます、49丁目に御光遥拝所の前に立つ隋身門、50丁目が敬慎院となります。ガスが出ており、御光遥拝所からの富士山は少しだけ見れましたが、残念です。ここから七面山山頂へは南アルプスらしい静かな樹林帯の中の登山道で、サルオガセがたくさん見られます。1時間もかからず、山頂に着きますが、展望はありません。記録を見るとこの先の喜望峰や八紘嶺まで足を延ばす方もいらっしゃいますが、私たちはここまで。七面山最高点まで行こうとしましたが、シダに遮られ、ダニに襲われと嫌なので辞めました。今日は敬慎院の若いお坊さんが休憩時間に登って来ていました。
帰り道、ガスっていて最初はわかりませんでしたが、東側は実は大ガレになっていて、下山時にわかりました。ここでも富士山の先端の一部が見えていましたが、最後まで姿を現さず、、、。
敬慎院でお参りをして、足早に下って行きます。帰りは早いとはいえ、90分程度はかかりました。
なお、忘れていたヒル対策、行きしなの下部でヒルがくっついていました。いそうな箇所には行ってないつもりですが、梅雨の時期は要注意ですね。
本日の服装(初夏の高原)
①ウエアー
インナーは(アイスブレーカー)半袖Tシャツ
ボトムスは(マウンテンハードウェアー)3シーズンパンツ
②ギア
登山靴は(スポルティバ)「トランゴトレックGTX」
ザックは(ブラックダイヤモンド)30㍑、
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。



















