焼岳~久しぶりのアルプスは百名山

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投稿者
酒井 健
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日程
2017年07月07日 (金)~
メンバー
天候
晴れ
コースタイム
登山口<130分>分岐<20分>焼岳小屋<70分>山頂<60分>分岐<100分>登山口
コース状況
中尾峠までは樹林帯の中でわかりにくいところ、歩きにくいところはありません。
峠を越えると岩場の登りになります。岩についたペンキ印を頼りにルートを確認して登ってください。滑落するような場所はありませんが、足場は不安定になるので慎重に。風向きによってはかなり硫黄臭い場所もあります。夏場になり虫が多くなってきました。虫が嫌いな方、防虫スプレーや虫除けネットを忘れずに。
難易度
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感想コメント

夏山シーズン到来!
九州在住時には行けなかったアルプスに久しぶりに行く。妻のリクエストにより今日は百名山の焼岳。新穂高へのアクセスがいいので中尾温泉口から登ることにした。中尾キャンプ場より少し先に登山者用の駐車場がある。登山届を出すのを忘れずに。

10分ほど車道を歩き登山口に着く。コースタイムだとここから新中尾峠まで3時間30分もの登り!!なんと峠に出るまでは樹林帯の中を歩きほとんど展望もなく、ひたすら黙々と登るのみだった。途中道標もあまりないのでいったいどこまで来たのかわかりにくい。今日の核心はここか?!
急登ではあるものの登山道は整備されていて歩きにくいところ、危険なところはほとんどなかった。途中白水ノ滝が見えるところ、秀頼神社が目印だろうか。等高線を読むとちょうど中間ぐらいで緩やかに山肌を巻くような登山道になる。これも一つの目安か?そうそう、ヒカリゴケが生息しているようでところどころ看板があった。が、看板があるところよりふと覗いた暗がりのほうが光っていた気がする、、、
秀頼神社を過ぎるとすぐ分岐。一方は焼岳小屋を通って山頂へ、もう一方はそのまま山頂へ。今日は焼岳小屋をまわる。この分岐から登山道が悪くなり少し歩きずらい。ロープやぬかるんでいるところもあり多少息があがる。そして、、、、。ふと視界が開けるとどどーーーんと目の前に焼岳が現れる。今日は青空が広がりなんとも言えない眺めだ!小屋の前にはベンチがあり休憩できる。誘惑のビールも冷えていたがもちろん負けるわけにはいかない。記念のバッチと手拭いを買い出発。ここからは遮るものがほとんどなく展望を楽しんでの登りだ。登り始めるとすぐ笠ヶ岳、穂高の山々が見えてくる。妻のテンションがあがりまくりうるさい。15分ほどで展望台に着く。どどーん!360度いい眺め。笠ヶ岳から穂高連峰、上高地に霞沢岳、そして焼岳!!なんとも素晴らしい展望ではないか。久しぶりのアルプス、妻のテンションマックスもまあわからないでもないか(笑)白い煙が上がっているところがあり冷気が出てる?と思いきや冷気ではなく噴煙だった。そう、ここは活火山。山頂への道のりにも所々噴煙があがり風向きによってはかなり硫黄くさい。忘れていたよ。
テンションマックスの妻をせかし山頂へ向かう。ここからが意外に長かった。岩がごろごろしてきてどんどんと足場が悪くなる。そして急な登り。すでに3時間近く登ってきたためが妻のスピードがあがらない。“おい、がんばれ!”中間あたりから左へと進路をとり、山肌を巻くように進む。ここらへんはイワカガミが咲き乱れていた。登り切ったら山頂?と思ったが中の湯からの登山道との合流だった、、、最後、噴煙吹き出る岩場を登りきると山頂に到着!が、展望台ではあんなに晴れていたのに山頂は雲の中、、、(泣)まぁ、それが山だ。しょうがない。山頂をぐるりと歩き回ってランチタイム。のあいだに時折雲が切れ、上高地の大正池や河童橋が見えたり笠ヶ岳が見えたり、穂高連峰が見えたり。コーヒータイムまでゆっくり堪能して下山開始。山頂直下の岩場を慎重に下っていると外国人の方が疲れた顔で登ってきました。あとどれくらい?と聞かれた(気がしたので)【アバウトトゥエンティーミニッツ】と答えたら喜んでた。ファイト!!

【本日のスタイル】
バーグハウスの薄手ウールロングスリーブにTシャツを合わせてみた
風もなく暑かったのでかなり汗をかいてしまったがそこはウール、冷えは全く感じず下りてこられました

フォトギャラリー

焼岳行って来ました!

登山口

すぐに橋を渡ります。が、この橋帰りには、、、

青々とした樹林帯を

一つの目安 白水の滝

光ってるのわかります?

絵になるなー

もう一つの目安 秀頼神社

神社を過ぎるとすぐ分岐 展望台を通る小屋経由ルートがおすすめです

分岐からはかなり荒れた登山道に

どどーーーーーーん!

焼岳と手前のトップが展望台です

振り向けば穂高連峰

足場が悪くなってきました

久しぶりの高度感

イワカガミがたくさん咲いています

山頂にある火口湖 この煙、雲ではなくて噴煙 硫黄臭い

上高地方面

富士山型ドリッパー!

帰りは新しい橋になっていました

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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