冬が迫る奥多摩で沢登り 長尾谷から蕎麦粒山

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2015年12月10日 (木)~2015年12月10日 (木)
メンバー
天候
曇り 稜線上は強風
コースタイム
魚留橋(15分)倉沢林道終点(5分)長尾谷入渓点(30分)仕事道の橋(40分)石積み堰堤(120分)蕎麦粒山(30分)棒杭尾根への分岐(60分)魚留橋
コース状況
倉沢林道は魚留橋まで車が入れます。橋には2台までなら止められます。橋より先は崩落や路肩決壊により車は入れません。(バイクも不可)

水温は低いですが、くるぶしまで水につかる程度だったので遡行できました。
水を被らないようにルート取りすると、へつりが増えて、少し難しくなりました。

源頭部では薄い氷が張っているところもありました。
また、落ち葉で谷が埋まり、源頭部の急斜面や滝で足元が見えず苦戦しました。
詰めは結構な急斜面なので、滑落・落石に注意してください。

この日は稜線上で強風が吹いており、遡行中よりも寒かったです。
ただ、一時的だったようで1時間もしないうちに風が止みました。

下山に使用した棒杭尾根は踏み跡はしっかりあります。
難易度
Google Map
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感想コメント

まだまだ沢登りがしたいので、また沢に行ってしましました。
ひざ下までの水濡れなら、まだなんとかなるだろうということで、奥多摩の長尾谷に行きました。

倉沢林道をバイクで走り、魚留橋にバイクを駐車しました。
橋から先は車は通行止めで、崩落や路肩決壊があります。歩行者はもちろん大丈夫です。

林道終点から仕事道をたどり、長尾谷に入渓。
水は思ったより冷たくなく、全身に被らなければ大丈夫でした。

長尾谷は夏なら難しい場所は無いですが、シャワークライムや腰まで水に浸かるのを避けながらだったので、へつりで少し苦労した場所もありました。

源頭部が近付くと、ちょろちょろ流れる滝などに薄い氷が張っていました。
また、落ち葉が谷に積って急斜面や滝で足元が見えず、思はぬ苦戦を強いられました。

そのため、谷から出ようと、土の急斜面をハンマーを使いながら登って行ったので結構疲れました。稜線に出ると強風で、遡行中よりも寒かったです。

下山は棒杭尾根を使用し、倉沢林道終点に下山して、魚留橋に戻りました。
この尾根はあまり歩かれていないようですが、踏み跡はしっかりとしているので、地図を確認しながら歩けば、問題はないです。

フォトギャラリー

倉沢林道は魚留橋まで車が入れます。

橋から先は崩落や路肩決壊により、通行止めです。

林道終点から仕事道をたどり、木橋がある地点から入渓。

ゴルジュは夏なら泳いで突破したいところです。

この5メートル滝は左から登れます。

この滝も左から登れますが、濡れそうだったので右から巻きました。

左から登りましたが、水を被らないようにしながらだったので、意外と難しかったです。

立派な橋が架かっています。

巨岩帯が行く手を阻む。

石積み堰堤が出現。この辺りまでは魚影が濃いです。

手頃な滝が多いです。

この二俣は赤テープが続いている方に入らないように注意してください。

崩落地がありました。落石注意。

倒木帯は歩きづらいです。

薄い氷が張っています。

倒木帯が終わると小滝が連続します。

落ち葉で谷が埋まってしまっています。

蕎麦粒山に到着。風が強かったです。

棒杭尾根から無事に下山しました。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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